ナリタワールド（1996年生、母オールハローズ）

ナリタワールド（1996年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のWild Again（当時16歳）と交配したオールハローズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地23戦3勝2着3回、地方31戦7勝2着8回。主な勝ち鞍は1999年の比良山特別(900万下)。

経歴

デビュー前

中尾謙太郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

8月8日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

8月16日、連闘で迎えた2戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ダイナミックウインに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月18日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラガーテイオーに約11馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1999年）

1月24日、中9週で迎えた5戦目は、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったゴールドティアラにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

2月7日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下の寒桜賞（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るゼンノホーインボーを異次元の末脚でクビ差だけ差し切ってファンの高評価に応えた。

2月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（4戦2勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

3月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた9戦目は、3歳オープンのマーガレットステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた11戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下の白百合ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

10月10日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（6戦2勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月31日、中2週で迎えた13戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の円山特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったサウンドカスケードにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中2週で迎えた14戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の比良山特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーヨーシーキングに3馬身の差をつけて制した。

12月18日、中3週で迎えた15戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の師走ステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2000年）

1月5日、中2週で迎えた16戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の門松ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

2月19日、中5週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の春望ステークス（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が振るわず16着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の武庫川ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

4月22日、中5週で迎えた19戦目は、5歳以上1600万下のメルボルントロフィー（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた20戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下のエメラルドステークス（中京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

8月26日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上900万下の藻岩山特別（札幌芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた22戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1000m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

12月11日、約3か月の休み明けで迎えた23戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ特別（上山ダート1500m 雪/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシルキーブラストに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2001年）

1月7日、中3週で迎えた24戦目は、G3のガーネットステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（1戦1勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5月3日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、G3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月1日、中7週で迎えた26戦目は、ルビー特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田延由騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニッケルスイソからクビ差の2着に甘んじた。

6歳（2002年）

6月2日、約11か月の休養明けで迎えた27戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、一般A（上山ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエスホッパーに1馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

6月23日、中2週で迎えた28戦目は、地方重賞の東北サラブレッド大賞典（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

11月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた29戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、いで湯特別（上山ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったパワーズフォンテンから7馬身差の2着となった。

12月16日、中4週で迎えた30戦目は、ひいらぎ賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントメイストームから3/4馬身差の2着となった。

7歳（2003年）

8月16日、約8か月の休養明けで迎えた31戦目は、一般C1イ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンマイラーからアタマ差の2着に甘んじた。

8月24日、連闘で迎えた32戦目は、馬ともだち桂記念（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリジャンヌに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月9日、中1週で迎えた33戦目は、蔵王賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた34戦目は、大幡哲也と裕子の巣箱記念（上山ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で馬渕繁治騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリジャンヌに半馬身の差をつけて優勝

10月7日、中1週で迎えた35戦目は、姉妹都市名取優駿会来場記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で馬渕繁治騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャーペンアイルからクビ差の2着に甘んじた。

10月21日、中1週で迎えた36戦目は、羽黒山特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で馬渕繁治騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた37戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、上山モヒカン伝説杯（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマキハタオオアラシに4馬身の差をつけて8勝目を手にした。

8歳（2004年）

5月10日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた38戦目は、一般B1（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月6日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた39戦目は、一般B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた40戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた41戦目は、一般B1 B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマロンシャンハイに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月18日、中1週で迎えた42戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた43戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（6戦2勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた44戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた45戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（7戦2勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月20日、中1週で迎えた46戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた47戦目は、オクトーバーカップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた48戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルレアールから4馬身差の2着となった。

11月1日、中1週で迎えた49戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月14日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた50戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーヨーキングから1馬身1/4差の2着となった。

11月30日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた51戦目は、ひいらぎ賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた52戦目は、六華賞（水沢ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（10戦2勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

9歳（2005年）

4月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた53戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤクモアスワンを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

5月3日、連闘で迎えた54戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（11戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグラスヴィンテージに5馬身の差をつけて優勝