クリノニーナ（2019年生、母ブリュンヒルト）

クリノニーナ（2019年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+女の子(西)。27日生まれなことより」。毛色は芦毛。種牡馬のザファクター（当時11歳）と交配したブリュンヒルトが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C3。

経歴

デビュー前

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

6月26日、デビュー戦は斎藤新騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は412kg。17頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

3歳（2022年）

5月21日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で秋山稔樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

8月20日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、C.ホー騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に敗れた。

10月7日、中6週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた6戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート820m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた7戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

11月1日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、ターコイズ賞（園田ダート820m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったララケリアに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長谷部駿弥騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のモズフォーナインをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 C3（園田ダート820m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で長谷部駿弥騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したフレーズバニーユにアタマ差届かず2着となった。

12月31日、連闘で迎えた12戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、C2C3 3歳以上特別（園田ダート820m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したジュンキャノンを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

4歳（2023年）

1月26日、中3週で迎えた13戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた14戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（姫路ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は長谷部駿弥騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C3（姫路ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C3（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長谷部駿弥騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C3（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長谷部駿弥騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、エイシンビーミングに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月24日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長谷部駿弥騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のメイショウコドマリに5馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

6月15日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で長谷部駿弥騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で長谷部駿弥騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長谷部駿弥騎手（13戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた25戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、アメジスト賞（園田ダート820m 雨/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

11月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、3歳以上C3一（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永井孝典騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永井孝典騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた30戦目は、C3一3歳以上（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で永井孝典騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ラストチケットにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月20日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C3一（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で永井孝典騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のキーパイレーツに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

5歳（2024年）

1月18日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート800m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で永井孝典騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた33戦目は、ロウバイ賞（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で永井孝典騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で永井孝典騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で永井孝典騎手（10戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C3一（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で永井孝典騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた37戦目は、SAKURAダッシュ（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は長谷部駿弥騎手（14戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカンナリリーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中2週で迎えた38戦目は、だよ!全員集合♪（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は永井孝典騎手（12戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

5月17日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C2 C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（13戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、キーオブハートに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月31日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C2 C3（園田ダート820m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（14戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた41戦目は、千僧ダッシュ（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永井孝典騎手（15戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のグラスヴィガーに3馬身の差をつけて優勝

7月17日、中4週で迎えた42戦目は、新庄海誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた43戦目は、3歳以上C2二（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（16戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

8月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた44戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は新庄海誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。