クーファアチャラ（2017年生、母クーファナイン）
Coofa Acala
2017.05.18
クーファアチャラ（2017年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+アチャラナータ(不動明王)に由来する女性名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のトランセンド（当時11歳）と交配したクーファナインが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川島牧場。2022年のヒダカソウカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2024年の道営スプリントで2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
松永幹夫厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2020年）
4月5日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のジョウショーリードに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
11月23日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。
4歳（2021年）
1月23日、中8週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったミモザゴールに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
1月30日、連闘で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で団野大成騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るノワールフレグランを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。
2月27日、中3週で迎えた5戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの早鞆特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。
10月31日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスのおけさ特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。
11月21日、中2週で迎えた7戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。
12月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（4戦2勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。
5歳（2022年）
5月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた9戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定地方重賞のヒダカソウカップ（門別ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のアトムアストレアに1馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。
6月15日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定オープンのえりもオープン（門別ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
7月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ネーロルチェンテに交わされて1馬身差の2着となった。
8月4日、中3週で迎えた12戦目は、沼田町夜高あんどん祭り特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のグレイトダージーを3/4馬身振り切って4勝目を手にした。
9月2日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定地方重賞の秋桜賞（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、ダノンレジーナにハナ差交わされて2着に惜敗した。
9月29日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、地方重賞のウポポイオータムスプリント（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で落合玄太騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。
6歳（2023年）
4月27日、約7か月の休み明けで迎えた15戦目は、上湧別チューリップフェア特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で落合玄太騎手（6戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ホッコーライデンに半馬身交わされて2着に敗北した。
5月25日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定地方重賞のヒダカソウカップ（門別ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で落合玄太騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ネーロルチェンテに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
6月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、JA門別馬舞米特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。
デビュー前
田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。
7月6日、デビュー戦は吉原寛人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。
8月8日、中6週で迎えた18戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のアンティキティラを半馬身振り切って優勝
9月13日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、レイデオロ・プレミアム（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで崩れずに走り抜いたが、アナザートゥルースに交わされて8馬身差の2着となった。
10月8日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、金沢スプリントカップ（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエムティアンジェに2馬身半の差をつけて6勝目を手中に収めた。
11月21日、中5週で迎えた21戦目は、笠松グランプリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（10戦3勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。
7歳（2024年）
9月24日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた22戦目は、北海道馬主会日高馬主振興会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（11戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では徐々に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のジャスパーメジャーを半馬身振り切って久々の一戦をモノにした。
11月6日、中5週で迎えた23戦目は、道営スプリント（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（12戦4勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、スペシャルエックスに交わされて1馬身半差の2着となった。