ジャスパーメジャー（2018年生、母Seahawk Girl）

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

9月6日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

10月18日、中3週で迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのもみじステークス（京都芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。

3歳（2021年）

5月8日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/不良）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

4歳（2022年）

5月25日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から48kg増やして迎えた6戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノボマジックに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るトンデンカムオンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月19日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、登別地獄谷～鬼の棲む地獄～特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスズオリーブに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月10日、中2週で迎えた9戦目は、木古内キーコのモゥダッシュ特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコネイブルに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月23日、中1週で迎えた10戦目は、JA日高胆振魂!農業応援!特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（4戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクインズソフィアに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中4週で迎えた11戦目は、地方重賞のウポポイオータムスプリント（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（5戦4勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月28日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい16着に敗れた。

2023年2月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5歳（2023年）

2月8日、中5週で迎えた13戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、夢前川特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

5月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、ヱビスビール特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（6戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るジークリンデを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って断然の支持に応えた。

5月30日、中3週で迎えた15戦目は、冠レースでお得なSPAT4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（7戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリッキオに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

デビュー前

佐久間雅貴厩舎（北海道）へ入厩。

6月22日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、北海道日高乳業ヨーグルッペ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての12番ゲートからスタート。出走取消となった。

6月28日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた16戦目は、江差かもめ島まつり特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（8戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた17戦目は、アニマルキングダム賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた18戦目は、23-24HARDWORK特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（10戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた19戦目は、北海道えぞまつ特別1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（11戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた20戦目は、うまカルフェスin新ひだか特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で阿部龍騎手（12戦6勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るイイデチャンプをクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

11月8日、中2週で迎えた21戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、ユーチャリス特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のリュウノブレイクに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6歳（2024年）

4月17日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、すぱっと!POG!開幕記念特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（13戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るラッキーホープを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って久々の実戦を制した。