ステラクィーン（1998年生、母シアトルフェアー）

ステラクィーン（1998年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時5歳）と交配したシアトルフェアーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地6戦0勝、地方17戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2八。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

12月9日、デビュー戦は武英智騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

3歳（2001年）

1月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武英智騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

6月3日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武英智騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた5戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武英智騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

9月3日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のレディワールドに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた8戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリズムエンゼルに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月2日、連闘で迎えた9戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホウライダイコーに2馬身の差をつけて制した。

11月2日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイクリエイタに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月20日、中2週で迎えた11戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャーディーガンバから1馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中2週で迎えた12戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒデノショーリから3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2002年）

2月12日、中8週で迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴリウォーグを次元の違う末脚で半馬身差し切って5勝目をつかんだ。

3月12日、中3週で迎えた14戦目は、4歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

4月27日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、一般C3一二（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2八（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のビックタイアップを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

12月12日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた17戦目は、一般C2三（大井ダート1390m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったエーピーシュセンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月30日、中2週で迎えた18戦目は、年忘特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5歳（2003年）

1月17日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3一（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、シルクソードに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月5日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2九十（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦2勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

3月20日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2十（大井ダート1390m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

4月25日、中4週で迎えた23戦目は、一般C2九十（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（10戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。