ベローナフレイバー（2019年生、母ホウショウアマネ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、森本スティーブルから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会尾田信夫によって847万円で落札された。

2歳（2021年）

10月28日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のユーカリデビュー（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。馬体重は450kg。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキラーティーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

3歳（2022年）

1月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、ビナハロンに交わされて約11馬身差の2着に敗北した。

2月17日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

6月20日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のヴェルデヴェントをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

7月22日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のペチュニアスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笠野雄大騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

12月2日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、馬い!八丈島青レモン発売記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で笠野雄大騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた8戦目は、馬い!男は善一ブラック記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笠野雄大騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4歳（2023年）

1月16日、中3週で迎えた9戦目は、ポルックススプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で笠野雄大騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた10戦目は、久留里賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で笠野雄大騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた11戦目は、株式会社榊原創業120周年記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で笠野雄大騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、シャオイーシャオにアタマ差交わされて2着となった。

4月11日、中3週で迎えた12戦目は、馬い!淡路の新玉ねぎ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で笠野雄大騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた13戦目は、馬い!八幡平バイオレット記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で笠野雄大騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

9月14日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、牝馬限定戦のチョコミント賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で笠野雄大騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で笠野雄大騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1七八（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で笠野雄大騎手（12戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

11月27日、中4週で迎えた17戦目は、一般C1七八九イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で笠野雄大騎手（13戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のジャックメモリアムをクビ差振り切って久々に勝ち星を挙げた。