ワンダースピード（2002年生、母ワンダーヘリテージ）

ワンダースピード（2002年3月15日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「冠名＋速度」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時16歳）と交配したワンダーヘリテージが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はフクダファーム。戦績は、中央平地37戦9勝2着4回、地方9戦3勝2着3回。2009年の東海ステークス(G2)に勝利した他、2008年、2010年と名古屋グランプリ(Jpn2)を2勝するなど、重賞5勝を挙げた。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

8月8日、デビュー戦は長谷川浩大騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた3戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

12月25日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

3歳（2005年）

1月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の金剛山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた6戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

4月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦の氷ノ山特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は難波剛健騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エリシオバイオに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月14日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月21日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（5戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、セゾンインチーフに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月29日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のキングベガロードをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2006年）

1月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から35kg戻して迎えた11戦目は、ガーネット特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコールアウトを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

2月26日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は難波剛健騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

5月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月25日、中4週で迎えた14戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のスナークエベレストを半馬身振り切って3勝目を獲得した。

7月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の桜島特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（2戦2勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

10月28日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の福島放送賞（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（3戦2勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

11月19日、中2週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（4戦2勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

12月2日、中1週で迎えた18戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の2006ゴールデンスパートロフィー（阪神ダート2000m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月23日、中2週で迎えた19戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の北摂特別（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

5歳（2007年）

1月6日、中1週で迎えた20戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた21戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るパープルイーグルを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月24日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上1600万下の御堂筋ステークス（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（5戦2勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3月24日、中3週で迎えた23戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の鳴門ステークス（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた24戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の梅田ステークス（阪神ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のマイイージスに2馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

5月20日、中5週で迎えた25戦目は、G2の東海ステークス（中京ダート2300m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたメイショウトウコン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

9月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月28日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた27戦目は、アルデバランステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドンクールに3馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。

11月24日、中3週で迎えた28戦目は、G1のジャパンカップダート（東京ダート2100m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

12月23日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、ベテルギウスステークス（阪神ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（5戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のメイショウサライをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

6歳（2008年）

4月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた30戦目は、G3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（6戦3勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のドラゴンファイヤーに1馬身1/4の差をつけて初の重賞タイトルを手にした。

5月25日、中3週で迎えた31戦目は、G2の東海ステークス（中京ダート2300m 曇/重）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた32戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は小牧太騎手（7戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた33戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（8戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、伸びてきたマイネルアワグラス決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

12月7日、中8週で迎えた34戦目は、G1のジャパンカップダート（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（9戦4勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた35戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（10戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウトウコンに2馬身半の差をつけて2つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

7歳（2009年）

1月25日、中4週で迎えた36戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（11戦5勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエスポワールシチーを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って3つ目の重賞タイトルを手にした。

3月25日、中7週で迎えた37戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（12戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスマートファルコンに半馬身届かず2着に敗北した。

4月26日、中4週で迎えた38戦目は、G3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（13戦6勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したウォータクティクスを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中3週で迎えた39戦目は、G2の東海ステークス（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（14戦6勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアロンダイトを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて4つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

10月3日、約4か月半の休養明けで迎えた40戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小牧太騎手（15戦7勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた41戦目は、Jpn1のJBCクラシック（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小牧太騎手（16戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月6日、中4週で迎えた42戦目は、G1のジャパンカップダート（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小牧太騎手（17戦7勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って15着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた43戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 小雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で小牧太騎手（18戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したマコトスパルビエロに半馬身届かず2着に敗北した。

8歳（2010年）

10月2日、約9か月半の休み明けで迎えた44戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で小牧太騎手（19戦7勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

11月7日、中4週で迎えた45戦目は、G3のみやこステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で小牧太騎手（20戦7勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

12月23日、中6週で迎えた46戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で小牧太騎手（21戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマカニビスティーをハナ差振り切って同レース2勝目を挙げた。