マリンスカイ（2019年生、母アクアブルーマーチ）

マリンスカイ（2019年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグランプリボス（当時11歳）と交配したアクアブルーマーチが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場。2022年の土佐春花賞(地方重賞)に勝利した他、2021年の黒潮ジュニアチャンピオンシップ(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、中地エージェンシーによって286万円で落札された。

打越勇児厩舎（高知）へ入厩。

2歳（2021年）

8月21日、デビュー戦は宮川実騎手を鞍上に据えて、2歳（高知ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は463kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマオノウイッシュに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月16日、中7週で迎えた2戦目は、2歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフィールマイラヴに9馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月31日、中1週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の黒潮ジュニアチャンピオンシップ（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウノアンジェラに8馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

11月27日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の土佐寒蘭特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマオノウイッシュに8馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

12月15日、中2週で迎えた5戦目は、2歳Jpn1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（4戦4勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

3歳（2022年）

3月21日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳地方重賞の土佐春花賞（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮川実騎手（5戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のヴェレノに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

4月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の仙台屋桜特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮川実騎手（6戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた8戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の山桃特別（高知ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（7戦5勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、松本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、中地エージェンシーによって286万円で落札された。

國澤輝幸厩舎（高知）へ入厩。

10月16日、デビュー戦は宮川実騎手を鞍上に据えて、目指せジョッキー特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての大外8番ゲートからスタート。出走取消となった。

10月30日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、締切まで18日!騎手募集特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は上田将司騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のイーグルフェザーを半馬身振り切って久しぶりの一戦を物にした。

11月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の土佐秋月賞（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた12戦目は、競馬の話するなよ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（8戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウィアを途轍もない末脚でアタマ差だけ差し切って断トツの支持に応えた。

12月17日、中1週で迎えた13戦目は、今ノ山特別（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4歳（2023年）

1月9日、中2週で迎えた14戦目は、清楼銘応援特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、松本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、中地エージェンシーによって286万円で落札された。

國澤輝幸厩舎（高知）へ入厩。

デビュー前

1歳のとき、松本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、中地エージェンシーによって286万円で落札された。

國澤輝幸厩舎（高知）へ入厩。

1月31日、デビュー戦は赤岡修次騎手を鞍上に据えて、森園司朗元気か特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての9番ゲートからスタート。出走取消となった。

2月21日、中5週で迎えた15戦目は、千本山特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた16戦目は、土佐の日曜市特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニーケススマイルに6馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

3月28日、中2週で迎えた17戦目は、室津川特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた18戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で上田将司騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月17日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、一般B4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（9戦6勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したサイセイセイにクビ差届かず2着に惜敗した。

7月30日、中1週で迎えた20戦目は、メダカ池特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は上田将司騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた21戦目は、一般B3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（10戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた23戦目は、黒坂舟山土手結婚特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（12戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、コクシネルに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月7日、中2週で迎えた24戦目は、横倉山特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

10月22日、中1週で迎えた25戦目は、興津岬特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で上田将司騎手（14戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で上田将司騎手（15戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で上田将司騎手（16戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったスリーヘリオスにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

12月3日、中1週で迎えた28戦目は、長沢の滝特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で上田将司騎手（17戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

5歳（2024年）

1月1日、中3週で迎えた29戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で上田将司騎手（18戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゼンノミチザネにクビ差交わされて2着となった。

1月16日、中1週で迎えた30戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、山姥の滝特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は上田将司騎手（19戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、松本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、中地エージェンシーによって286万円で落札された。

國澤輝幸厩舎（高知）へ入厩。

2月11日、デビュー戦は加藤翔馬騎手を鞍上に据えて、キンセンカ特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。

2月27日、中3週で迎えた32戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、五色の浜特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のシンギングロードに2馬身の差をつけて制した。

3月10日、中1週で迎えた33戦目は、シバザクラ特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた34戦目は、一般A B（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡遼太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

7月11日、約3か月半の休養明けで迎えた35戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、ジュライ賞（大井ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた36戦目は、アフター5スター賞トライアル（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた37戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、オーガスト賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた38戦目は、セプテンバー賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

11月10日、中8週で迎えた39戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、松浦川特別（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。