タカラチャンピオン（1995年生、母タカラシルキー）

タカラチャンピオン（1995年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時10歳）と交配したタカラシルキーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は真歌伊藤牧場。戦績は、地方34戦8勝2着7回。2000年の花吹雪争覇（P）(アラ系一般ハンデ)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

斉藤裕厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1997年）

12月28日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/不良）に出走。馬体重は521kg。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1998年）

1月21日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエリートマーチに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月27日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（姫路ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキケンイチロウから2馬身半差の2着に敗北した。

3月24日、中1週で迎えた6戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（姫路ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミキノヴィーナスに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

4月15日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は松浦高宏騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノポイントから1馬身差の2着となった。

5月29日、中0週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月20日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

11月10日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクラストロカエースを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

11月26日、中1週で迎えた13戦目は、いろり火特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

12月17日、中2週で迎えた14戦目は、北アルプス特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、アドミラルに交わされて6馬身差の2着となった。

4歳（1999年）

1月1日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口重政騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヘネシーオリオンを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

1月11日、中0週で迎えた16戦目は、ことぶき特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口重政騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアドミラルに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

2月8日、中3週で迎えた17戦目は、バレンタイン特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂口重政騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハヤテヒーローにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月26日、中2週で迎えた18戦目は、梅月特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で坂口重政騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したカレジステップを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた19戦目は、中京コカコーラカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂口重政騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るエースハートを圧倒的な末脚でアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

4月8日、中3週で迎えた20戦目は、奈良津桜特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で坂口重政騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線に入ると、前で粘るサチノテイセンを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

4月28日、中2週で迎えた21戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの花吹雪争覇（P）（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

11月24日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた22戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、白山特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた23戦目は、流葉特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた24戦目は、岐阜新聞杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（10戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタッカーリュウオーに3馬身の差をつけて制した。

5歳（2000年）

1月14日、中1週で迎えた25戦目は、若菜特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（11戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったイワノヒットキングに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月10日、中3週で迎えた26戦目は、高千穂特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（12戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた27戦目は、アメジスト特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（13戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブラウンダンディを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

3月9日、中1週で迎えた28戦目は、白鷺特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂口重政騎手（14戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた29戦目は、スポーツニッポン杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口重政騎手（15戦6勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦でオープンの花吹雪争覇（P）（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂口重政騎手（16戦6勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた31戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、東海グローリ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた32戦目は、東海グローリ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた33戦目は、東海グローリ（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

7月26日、中4週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンのひまわり賞（P）（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は坂口重政騎手（17戦6勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。