マイサンシャイン（2016年生、母フラッテローザ）

マイサンシャイン（2016年2月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「曲名」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時17歳）と交配したフラッテローザが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2022年の障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)に勝利した他、2022年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、三成社によって4,536万円で落札された。

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

7月21日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

9月22日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

12月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で浜中俊騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

3歳（2019年）

1月19日、中3週で迎えた5戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

2月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で西村淳也騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で西村淳也騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で西村淳也騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

6月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西村淳也騎手（5戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ7着に沈んだ。

7月14日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で西村淳也騎手（6戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、レシプロケイトに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月3日、中2週で迎えた12戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた13戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のアマゾニカに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

12月28日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で団野大成騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、4着に終わった。

4歳（2020年）

1月18日、中2週で迎えた17戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、アシャカリブラに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

2月23日、中1週で迎えた19戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

5月24日、約3か月の休み明けで迎えた20戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたペオース決め手に屈してクビ差の2着となった。

7月4日、中2週で迎えた22戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

10月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったコスモセイリュウにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田望来騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

12月27日、中4週で迎えた26戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったメメランタンから1馬身半差の2着となった。

5歳（2021年）

1月16日、中2週で迎えた27戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のクイックファイアに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月22日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた30戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢健治騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月25日、約3か月半の休養明けで迎えた31戦目は、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢健治騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢健治騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（2022年）

2月19日、約4か月半の休み明けで迎えた33戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で平沢健治騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックワンダーに1馬身1/4の差をつけて久々の実戦をモノにした。

3月26日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた34戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で平沢健治騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた35戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/稍重）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月25日、中9週で迎えた36戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた37戦目は、小牧加矢太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 曇/重）に出走。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジンゴイストからハナ差の2着に甘んじた。

8月13日、中3週で迎えた38戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧加矢太騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバーシブルレーンから5馬身差の2着に敗北した。

2022年10月14日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。