ハツノミスティ（2008年生、母ミスラペール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、サンバマウンテンファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって315万円で落札された。

2歳（2010年）

9月12日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 小雨/不良）に出走。馬体重は420kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったマルケイサンデーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月21日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のJA岩手ふるさとブルーベリー杯（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

12月4日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、2歳（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したビコーエンジェルを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

12月19日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

3歳（2011年）

1月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

5月22日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で小林俊彦騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の土沢まつりレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で小林俊彦騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦の唐梅館絵巻レース（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で小林俊彦騎手（11戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で小林俊彦騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコスモティーピーを差し切れず、3馬身差の2着となった。

7月30日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のタミヤグランプリ全日本選手権岩手大会1（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で小林俊彦騎手（13戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で小林俊彦騎手（14戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の未知の駒会メンバーズカップ（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で小林俊彦騎手（15戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の北奥羽ナニャドヤラレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で小林俊彦騎手（16戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

9月18日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で小林俊彦騎手（17戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で小林俊彦騎手（18戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた20戦目は、がんばろう普代（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で小林俊彦騎手（19戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクラブリザードを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

10月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は21戦連続で小林俊彦騎手（20戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた22戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（21戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（22戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

11月26日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（23戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

12月3日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（24戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（25戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた28戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2012年）

4月8日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、一般C2十一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（26戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（27戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（28戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（29戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着を確保した。

5月28日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（30戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

6月3日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（31戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のダンストンフルークを半馬身振り切って2勝目を手に入れた。

6月16日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（32戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（33戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったココロノマドに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた38戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（34戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったニチリンムサシにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

7月29日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（35戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、ドロシーパーキンスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月6日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（36戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（37戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったチェリーブランデーに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

9月1日、中1週で迎えた43戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1十一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1九（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（38戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたケイビイラッキー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

10月28日、中5週で迎えた45戦目は、一般C1十一（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（39戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた46戦目は、グルージャ盛岡カップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（40戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた47戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1十一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

12月22日、中3週で迎えた48戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、越路スキー場レース（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。