テイケイアンジェ（2019年生、母テイケイラピッド）

テイケイアンジェ（2019年2月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+フランスの都市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノアラジン（当時8歳）と交配したテイケイラピッドが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高昭牧場。主な勝ち鞍は2023年の4歳以上C3。

経歴

デビュー前

荒川義之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

5月29日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた2戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく12着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中健騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中健騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた7戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったプラチナジェットに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

デビュー前

山口浩幸厩舎（兵庫）へ入厩。

12月2日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大柿一真騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したコブラクローにアタマ差届かず2着となった。

4歳（2023年）

5月2日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大柿一真騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレッドアクトゥールをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

5月24日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大柿一真騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったエイシンクリードを3/4馬身捉え切れず2着となった。

6月14日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大柿一真騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた14戦目は、市川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で大柿一真騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大柿一真騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したラブカヒルーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大柿一真騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のロイヤルホジャリをアタマ差振り切って2勝目を獲得した。

8月18日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で大柿一真騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったランボーリープに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中2週で迎えた18戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で大柿一真騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスカイストーリーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月27日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で大柿一真騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で大柿一真騎手（13戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で大柿一真騎手（14戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で大柿一真騎手（15戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

5歳（2024年）

2月27日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で大柿一真騎手（16戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で大柿一真騎手（17戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したカゼノオトを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

4月3日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は19戦連続で大柿一真騎手（18戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモプロケッラに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月16日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で大柿一真騎手（19戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で大柿一真騎手（20戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したラブカヒルーに3/4馬身届かず2着となった。

5月29日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は22戦連続で大柿一真騎手（21戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた29戦目は、鋳物師7ハロン（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で大柿一真騎手（22戦3勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた30戦目は、円山川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で大柿一真騎手（23戦3勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で大柿一真騎手（24戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のセブリンブリーズを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

8月7日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で大柿一真騎手（25戦4勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したジャクソンルーツに半馬身届かず2着となった。

8月29日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は27戦連続で大柿一真騎手（26戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るピナクルポイントを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて5勝目を手中に収めた。

9月19日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は28戦連続で大柿一真騎手（27戦5勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンマシーンを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

10月4日、中1週で迎えた35戦目は、女と男市川トンッ!来場記念（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は29戦連続で大柿一真騎手（28戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。