テイエムビジョン（2000年生、母テイエムトッピー）

テイエムビジョン（2000年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋想像力」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時10歳）と交配したテイエムトッピーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似共栄牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方28戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

10月6日、デビュー戦は牧田和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた2戦目は、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧田和弥騎手（3戦0勝）。17頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧田和弥騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で牧田和弥騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

3歳（2003年）

5月31日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で牧田和弥騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた8戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい17着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（7戦0勝）。17頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた10戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた11戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた14戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエレガントプラティに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルファビクトリーから半馬身差の2着に敗北した。

11月12日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーコジーンに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月27日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月20日、中2週で迎えた19戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨイチワクチャンから1馬身差の2着に敗北した。

2月15日、中3週で迎えた20戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

3月10日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた23戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた25戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライズチーターから5馬身差の2着となった。

5月12日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた27戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた28戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた29戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月3日、中4週で迎えた31戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリティーカナからクビ差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた32戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワベルンからハナ差の2着となった。

9月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村島俊策騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月23日、中0週で迎えた34戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村島俊策騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のプリティーカナに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月5日、中1週で迎えた35戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村島俊策騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月20日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた36戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村島俊策騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のティルティルに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月23日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた37戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。