ソウブチャンス（2009年生、母サンデーマイレディ）

ソウブチャンス（2009年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時22歳）と交配したサンデーマイレディが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）原口牧場。戦績は、地方35戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2012年のジューンフラワー賞。

経歴

デビュー前

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2012年）

1月7日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカラーライズを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

2月27日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったブルーソングに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月19日、中2週で迎えた4戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアラフォーを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

4月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたラウ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月15日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた8戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はコウエイクレストと並んで1着同着となった。

7月26日、中5週で迎えた9戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた10戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたノーブルブラッド決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

9月7日、中1週で迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の戸塚記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

10月15日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦のサルビアカップ（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったグレコに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月7日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳S1のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

4歳（2013年）

1月30日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、葉牡丹特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

7月24日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた15戦目は、ビーチサイド特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦のききょう賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったリアハッピーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月3日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、芙蓉特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

10月9日、中4週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた18戦目は、流鏑馬特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

11月12日、中4週で迎えた19戦目は、初霜特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（6戦1勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月18日、中4週で迎えた20戦目は、ポインセチア特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

5歳（2014年）

1月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったベストブライアンにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

1月28日、中3週で迎えた22戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のゆきやなぎ賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月3日、中4週で迎えた23戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月14日、中5週で迎えた24戦目は、下司国治さん定年退職記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（9戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

7月25日、約3か月半の休み明けで迎えた25戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、三崎特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた26戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、向日葵特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた27戦目は、銀河特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2一（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた29戦目は、雪ノ下特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた30戦目は、錦秋特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた31戦目は、一般C1六七（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（7戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

12月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6歳（2015年）

1月1日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2三四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったフクノレクサスにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

1月26日、中3週で迎えた34戦目は、古賀ちゃん結婚おめでとう記念（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

3月2日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（11戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。