ブルーソックス（2007年生、母アングシヤスフレンド）

ブルーソックス（2007年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「青い靴下」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤドン（当時8歳）と交配したアングシヤスフレンドが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星村田牧場。戦績は、中央平地28戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の飯坂温泉特別(1000万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北星村田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田島榮二郎によって210万円で落札された。

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

8月30日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフラッテローザに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月5日、連闘で迎えた2戦目は、2歳G3の札幌2歳ステークス（札幌芝1800m 曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦1勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

11月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

12月26日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の樅の木賞（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のバーディバーディをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

3歳（2010年）

1月17日、中2週で迎えた5戦目は、A.クラストゥス騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の京成杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの端午ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

6月13日、中5週で迎えた8戦目は、3歳1000万下のあおぎりステークス（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦1勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

4歳（2011年）

2月5日、約8か月の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい16着に敗れた。

4月3日、中7週で迎えた10戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上1000万下（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり17着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上1000万下の是政特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

7月16日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

7月23日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るランドオウジを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

12月17日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた15戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の香取特別（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

5歳（2012年）

1月28日、中5週で迎えた16戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の由布院特別（小倉ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったアクティビューティに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月4日、連闘で迎えた17戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の早鞆特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したトロワプレジールを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

4月28日、中7週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の飯坂温泉特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のケイジーウィンザーをアタマ差振り切って制した。

6月23日、中7週で迎えた20戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の安達太良ステークス（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月8日、約5か月半の休養明けで迎えた21戦目は、3歳以上1600万下の北総ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた22戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の師走ステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

6歳（2013年）

1月13日、中2週で迎えた23戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の山科ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

6月16日、約5か月の休み明けで迎えた24戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の灘ステークス（阪神ダート1800m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上1600万下の安達太良ステークス（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた26戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のKBC杯（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

11月30日、約4か月の休養明けで迎えた27戦目は、M.ギュイヨン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の2013ゴールデンブライドルトロフィー（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上1600万下の2013ファイナルステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。