ダンサーズドリーム（2017年生、母フィールザタレント）

ダンサーズドリーム（2017年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「踊り子の希望」。毛色は鹿毛。種牡馬のフェノーメノ（当時8歳）と交配したフィールザタレントが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は平岡牧場。主な勝ち鞍は2020年のディセンバーカップ(一般B2)。

経歴

デビュー前

深山雅史厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

9月22日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

12月16日、中8週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた4戦目は、2歳C2一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のルートニイサンロクをハナ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（2020年）

1月5日、連闘で迎えた5戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

3月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B1二（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

5月4日、中1週で迎えた9戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳B1二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

5月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳B1二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

6月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

6月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B1二（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林凌騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B1二（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小林凌騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンサダンサーを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月22日、中3週で迎えた16戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたモモイロキッス決め手に屈して半馬身差の2着となった。

9月14日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1三（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は小林凌騎手（7戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のレヴドゥトゥースに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたレプランシュ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

10月19日、中2週で迎えた19戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るラルーナを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るナイトフォックスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて5勝目を収める

11月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2一（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のロードアルバータに1馬身半の差をつけて6勝目を手中に収めた。

12月1日、中1週で迎えた22戦目は、ディセンバーカップ（水沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のロードアルバータに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2021年）

3月14日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、浅春特別（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（11戦5勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた24戦目は、春分特別（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた25戦目は、山吹特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（13戦5勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた26戦目は、牡丹特別（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（14戦5勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた27戦目は、陽光特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（15戦5勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月8日、中1週で迎えた28戦目は、撫子特別（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（16戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したエクスポーネントを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月21日、中1週で迎えた29戦目は、薄暑特別（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（17戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた30戦目は、陽光特別（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（18戦5勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

8月3日、中3週で迎えた31戦目は、向日葵特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（9戦2勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた32戦目は、竜胆特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（10戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた33戦目は、芙蓉特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（11戦2勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた34戦目は、爽秋特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（12戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた35戦目は、金木犀特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた36戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、初雁特別（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月2日、中2週で迎えた37戦目は、ビオラ賞（盛岡ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したジョリヴィサージュに3/4馬身届かず2着となった。

11月15日、中1週で迎えた38戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、夢・希望未来へ前進（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた39戦目は、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

デビュー前

菅原勲厩舎（岩手）へ入厩。

12月13日、デビュー戦は阿部英俊騎手を鞍上に据えて、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。10頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

デビュー前

菅原勲厩舎（岩手）へ入厩。

5歳（2022年）

3月13日、約3か月半の休み明けで迎えた40戦目は、笑顔あふれるまち久慈（水沢ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（19戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた41戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（20戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のリュウノエドワードをクビ差振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

4月17日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（21戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた43戦目は、メイカップ（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（22戦6勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた44戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（23戦6勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったスセリヒメに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

5月31日、中1週で迎えた45戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のブラザーサンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月12日、中1週で迎えた46戦目は、一般B1三（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のトゥザキングダムを3/4馬身振り切って10勝目を達成した。

7月26日、中5週で迎えた47戦目は、一般B1二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた48戦目は、一般B1二（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（14戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた49戦目は、ドコモショップ盛岡茶畑店賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた50戦目は、一般B1一（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタニオブスカイを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

9月20日、中1週で迎えた51戦目は、一般B1一（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた52戦目は、初雁特別（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（6戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた53戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、菊花特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた54戦目は、一般B1二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた55戦目は、JBBA静内種馬場特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林凌騎手（15戦2勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

デビュー前

菅原勲厩舎（岩手）へ入厩。

12月12日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、オッズパーク10%ポイント還元賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

12月31日、中4週で迎えた56戦目は、ありがとうエンパイアペガサス賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（16戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6歳（2023年）

3月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた57戦目は、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（17戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

4月4日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた58戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（18戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた59戦目は、ピンクダイヤモンド賞（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（19戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。