マルブツホープ（1992年生、母マルブツロンリー）

マルブツホープ（1992年6月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のオウインスパイアリング（当時6歳）と交配したマルブツロンリーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中央牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方46戦20勝2着7回。1998年の佐賀記念(G3)で3着に入った他、1998年のゴールド争覇(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

斉藤弘光厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（1995年）

3月3日、デビュー戦は戸部尚実騎手を鞍上に据えて、4歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月2日、中5週で迎えた4戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のファーストタイトルをクビ差制して初白星を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月12日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のビューティリズムに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月8日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユーキテキに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月4日、中3週で迎えた8戦目は、鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴウカイゴモンからクビ差の2着に甘んじた。

9月18日、中1週で迎えた9戦目は、鞍上は9戦連続で戸部尚実騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヴォイスメッセージに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月8日、中2週で迎えた10戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシマザアンナに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月25日、中1週で迎えた11戦目は、C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックトーマスに1馬身半の差をつけて制した。

11月14日、中2週で迎えた12戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（10戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた13戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（11戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハルオダンサーに3/4馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

12月19日、中1週で迎えた14戦目は、清洲特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（12戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったファイトボストンからクビ差の2着に惜敗した。

4歳（1996年）

4月19日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、中山道特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のテルノトーヤをハナ差制して休養明け初戦をモノにした。

5月10日、中2週で迎えた16戦目は、定光寺特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた17戦目は、恋路ケ浜特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキンザンジュニアをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

6月18日、中2週で迎えた18戦目は、しらゆり特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（13戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のホクテンホウオウをクビ差制して10勝目を達成した。

7月15日、中3週で迎えた19戦目は、穂高特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（14戦7勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた20戦目は、はまゆう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（15戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアンジェリマンナに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

8月23日、中1週で迎えた21戦目は、ひまわり特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（16戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマジックガールから2馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中4週で迎えた22戦目は、けいとう特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（17戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキタイセロードに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月10日、中1週で迎えた23戦目は、アカシア特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（18戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のクイックワーカーに1馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす

11月4日、中3週で迎えた24戦目は、東海キング（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（19戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオーミビクトリーに1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

12月4日、中3週で迎えた25戦目は、ターコイズ特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（20戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウユウホーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（1997年）

3月20日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、アザレア特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で戸部尚実騎手（21戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカサンダーから半馬身差の2着に敗北した。

9月18日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた27戦目は、サファイアオープン（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた28戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた29戦目は、G2の東海菊花賞（名古屋ダート2500m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は宇都英樹騎手（5戦3勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月2日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、オニキスオープン（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた31戦目は、地方重賞の名古屋記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（7戦3勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアメージングレイスからアタマ差の2着に惜敗した。

6歳（1998年）

4月15日、約4か月の休養明けで迎えた32戦目は、ハンデ地方重賞のダイヤモンドカップ（名古屋ダート1800m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイエイツートップから2馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中2週で迎えた33戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月17日、中5週で迎えた34戦目は、パールオープン（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナガラダンディに2馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

7月5日、中2週で迎えた35戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宇都英樹騎手（11戦4勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月5日、中3週で迎えた36戦目は、トルマリンオープン（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宇都英樹騎手（12戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のレイホーチャンスに半馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

8月30日、中3週で迎えた37戦目は、小倉日経オープン（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は9戦連続で宇都英樹騎手（13戦5勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

10月14日、中5週で迎えた38戦目は、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で宇都英樹騎手（14戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のシャーロックナムラをクビ差制して制した。

11月3日、中2週で迎えた39戦目は、G2の東海菊花賞（名古屋ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で宇都英樹騎手（15戦6勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた40戦目は、オニキスオープン（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で宇都英樹騎手（16戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のクイックワーカーに2馬身の差をつけて勝利数を19に伸ばす

12月23日、中2週で迎えた41戦目は、ハンデ地方重賞の名古屋記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で宇都英樹騎手（17戦7勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7歳（1999年）

1月3日、中1週で迎えた42戦目は、ハンデ地方重賞の新春グランプリ（中京(地)ダート1700m 晴/良）に53.5kgの軽斤量で出走。鞍上は14戦連続で宇都英樹騎手（18戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月5日、中4週で迎えた43戦目は、アメシストオープン（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で宇都英樹騎手（19戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカゼノヒリュウに半馬身の差をつけて勝利数を20に伸ばす

3月24日、中6週で迎えた44戦目は、G3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で宇都英樹騎手（20戦8勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月23日、約6か月の休み明けで迎えた45戦目は、キャッツアイオープン（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で宇都英樹騎手（21戦8勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月3日、中5週で迎えた46戦目は、G2の東海菊花賞（名古屋ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で宇都英樹騎手（22戦8勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた47戦目は、オニキスオープン（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で宇都英樹騎手（23戦8勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリーデュラブから4馬身差の2着となった。