ポリゴンウェイヴ（2020年生、母カヒリ）
Polygon Wave
2020.04.06
ポリゴンウェイヴ（2020年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時17歳）と交配したカヒリが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は北星村田牧場。2023年のクラウンカップ(S3)に勝利した他、2023年のニューイヤーカップ(地方重賞)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、北星村田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、Y.Y.BloodStockによって902万円で落札された。
田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2022年）
4月20日、デビュー戦は落合玄太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパーフレッシュチャレンジ1（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るリコシェを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
6月2日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ1（門別ダート1100m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、スティールグレイスに交わされて2馬身差の2着となった。
6月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
7月28日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップ オープ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
8月31日、中4週で迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの’22ルーキーズサマーカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のニッショウミライに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。
9月22日、中2週で迎えた6戦目は、2歳S3のゴールドジュニア（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、伸びてきたリベイクフルシティ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
11月16日、中7週で迎えた7戦目は、2歳S1のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、マンダリンヒーローにクビ差交わされて2着に甘んじた。
3歳（2023年）
1月11日、中7週で迎えた8戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳S3のニューイヤーカップ（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るピノホホッアを上がり2位の末脚で半馬身差し切って人気に違わぬ実力を証明した。
3月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳S2の京浜盃（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。
4月5日、連闘で迎えた10戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、3歳S3のクラウンカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のナイトオブバンドを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。
5月10日、中4週で迎えた11戦目は、3歳S1の羽田盃（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。
6月18日、中5週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったユメノホノオに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。
8月23日、中8週で迎えた13戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。
9月22日、中3週で迎えた14戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの秋の鞍（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。
11月16日、中7週で迎えた15戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、トパーズ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、北星村田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、Y.Y.BloodStockによって902万円で落札された。
小久保智厩舎（浦和）へ入厩。
デビュー前
1歳のとき、北星村田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、Y.Y.BloodStockによって902万円で落札された。
小久保智厩舎（浦和）へ入厩。
12月9日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、ビオラ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。
12月14日、中3週で迎えた16戦目は、神奈川記念（JRA・NAR交流）（川崎ダート1600m 晴/稍重）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は落合玄太騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。
4歳（2024年）
1月31日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、多摩川オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。
5月22日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、プラチナカップ（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。
6月4日、中1週で迎えた19戦目は、ゆりかもめオープン（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は山口達弥騎手（2戦1勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。
7月4日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、スパーキングサマーチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。
8月7日、中4週で迎えた21戦目は、スパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。
10月10日、中8週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた22戦目は、柿生スプリント（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。
5歳（2025年）
2月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに30kg増やして迎えた23戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、駿麗賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に終わった。