マネージャー（2006年生、母アフターグロウ）

マネージャー（2006年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「支配人」。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時18歳）と交配したアフターグロウが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方11戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月16日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。17頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

3歳（2009年）

1月17日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

4月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムフィーバーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒリュウホウに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月2日、中0週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシンワオペラオーに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月21日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムイッコモンから4馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中1週で迎えた9戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の荒尾クイーン特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（4戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月8日、中6週で迎えた11戦目は、海水浴特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（5戦3勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセフティーフリーズから3/4馬身差の2着となった。

8月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウアスナロから2馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中1週で迎えた13戦目は、頑張れ九州産馬（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（7戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコウザンアミに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月4日、中7週で迎えた14戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（8戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモレロホウトクに8馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

11月19日、中1週で迎えた15戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に沈んだ。