カシマハヤト（1997年生、母サウンド）
Kashima Hayato
1997.03.30
カシマハヤト（1997年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時5歳）と交配したサウンドが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方37戦13勝2着3回。2003年のあすなろ賞(一般)に勝利した他、2003年の赤松杯(一般)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2000年）
7月16日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。
8月13日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、6着に終わった。
4歳（2001年）
7月2日、約11か月の休み明けで迎えた3戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタガジョーグランデに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。
7月16日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオンシルバーに約19馬身の大差をつけて2勝目を掴み取った。
7月29日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のプレイボーイに約18馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。
8月28日、中3週で迎えた6戦目は、タキタロウ特別（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンオペラに約15馬身の大差をつけて破竹の4連勝を決めた。
9月16日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルイチダンサーに約13馬身の大差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
9月29日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた8戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリードリューホーに約19馬身の大差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
10月22日、中2週で迎えた9戦目は、フレンドリーカップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（6戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハセノライオネスに8馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。
5歳（2002年）
6月17日、約8か月の休養明けで迎えた10戦目は、一般A2 B1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原勲騎手（7戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグヘリオスに5馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。
8月5日、中6週で迎えた11戦目は、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原勲騎手（8戦8勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったスターキングマンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
8月18日、中1週で迎えた12戦目は、地方重賞のみちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で菅原勲騎手（9戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。
9月15日、中3週で迎えた13戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。
12月16日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、ひいらぎ賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
6歳（2003年）
1月5日、中2週で迎えた15戦目は、六華賞（水沢ダート2000m 雪/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（10戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のランドスキーに6馬身の差をつけて制した。
4月12日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（11戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシャイニングスカイに2馬身半の差をつけて10勝目を達成した。
4月29日、中1週で迎えた17戦目は、赤松杯（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（12戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシンコウシーザーに約10馬身の大差をつけて勝利数を11に伸ばす
5月25日、中3週で迎えた18戦目は、あすなろ賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（13戦11勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオークファイヤーに約10馬身の大差をつけて破竹の4連勝を決めた。
7歳（2004年）
4月12日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた19戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月5日、中2週で迎えた20戦目は、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
5月17日、中1週で迎えた21戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月13日、中3週で迎えた22戦目は、地方重賞の一條記念みちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。
8歳（2005年）
5月21日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。
6月19日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた24戦目は、姫神賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハセノエブロスに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。
7月3日、中1週で迎えた25戦目は、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。
9歳（2006年）
7月15日、約12か月半の休み明けで迎えた26戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた27戦目は、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。
8月26日、中3週で迎えた28戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。
9月11日、中1週で迎えた29戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。
10月9日、中3週で迎えた30戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
11月4日、中3週で迎えた31戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オウシュウクラウンに交わされて2馬身半差の2着となった。
11月19日、中1週で迎えた32戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニッショウウララに交わされて2馬身半差の2着となった。
12月16日、中3週で迎えた33戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で沢田盛夫利騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。
10歳（2007年）
4月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた34戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（水沢ダート1800m 小雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。
5月5日、中1週で迎えた35戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。
5月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。
6月3日、中1週で迎えた37戦目は、早池峰賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
7月1日、中3週で迎えた38戦目は、地方重賞の岩鷲賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。
7月18日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた39戦目は、’07 プラチナカップ（浦和ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。