ゲンショウ(2019年生、母ルリニガナ)
Gensho
2019.04.21
ゲンショウ(2019年4月21日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「現象」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス(当時8歳)と交配したルリニガナが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川島牧場。主な勝ち鞍は2023年のC3-17(一般C3 17)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、川島牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
加藤士津八厩舎(美浦)へ入厩。
3歳(2022年)
4月2日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利(中山ダート1200m 晴/重)に出走。馬体重は510kg。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。
5月1日、中3週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(東京ダート1400m 曇/稍重)に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。
5月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利(東京ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手(1戦0勝)。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。
6月12日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利(東京ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手(2戦0勝)。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
7月31日、中6週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利(札幌ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は丹内祐次騎手(1戦0勝)。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。
4歳(2023年)
1月1日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から47kg戻して迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、C3-17(高知ダート1300m 晴/重)に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスマートドレイクに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
1月11日、中0週で迎えた7戦目は、一般C3 11(高知ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手(1戦1勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったガイフウカイセイに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
1月25日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、西川厩舎スタート特別(高知ダート1300m 晴/不良)に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手(2戦1勝)。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。
2月8日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-9(高知ダート1300m 晴/重)に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手(3戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。
3月14日、中4週で迎えた10戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2五(金沢ダート1400m 晴/不良)に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るテーオーハーバードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。
4月9日、中3週で迎えた11戦目は、開山!宝達山特別(金沢ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は吉原寛人騎手(4戦1勝)。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のブレイリーマックスに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。
4月25日、中1週で迎えた12戦目は、馬の写真家VODKA_HARUKA賞(金沢ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手(5戦2勝)。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ライムワードにクビ差交わされて2着に甘んじた。
5月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2五(金沢ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手(6戦2勝)。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のクラウドクラスターに4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。
6月4日、中3週で迎えた14戦目は、金沢ひがし茶屋街特別(金沢ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手(7戦3勝)。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエムオータイショウを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
6月25日、中2週で迎えた15戦目は、OEK定期会員募集開始記念(金沢ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手(8戦4勝)。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したイリュージョニストを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。
7月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、能登島向田の火祭特別(金沢ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手(9戦4勝)。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったロジローズに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。
7月24日、中1週で迎えた17戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手(10戦4勝)。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。
9月3日、中5週で迎えた18戦目は、百万石の極み 加賀しずく特別(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で吉原寛人騎手(11戦4勝)。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。
9月19日、中1週で迎えた19戦目は、移転50周年記念パネル展開始特別(金沢ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は9戦連続で吉原寛人騎手(12戦4勝)。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ミイヒダンサーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
10月3日、中1週で迎えた20戦目は、サケマルシェ2023(金沢ダート1900m 曇/稍重)に出走。鞍上は10戦連続で吉原寛人騎手(13戦4勝)。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。
10月17日、中1週で迎えた21戦目は、楽天ポイントでネット投票賞 特別編成(金沢ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は青柳正義騎手(1戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、サクラルコールに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
10月31日、中1週で迎えた22戦目は、恋路賞(金沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手(2戦1勝)。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。
11月28日、中3週で迎えた23戦目は、イイニクの日 能登牛 てらおか風舎記念(金沢ダート1400m 小雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手(3戦1勝)。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
12月12日、中1週で迎えた24戦目は、KDB陽子初金沢競馬場来場記念 特別編成(金沢ダート1500m 雨/不良)に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手(4戦1勝)。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアーストラベルに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。