ダイイチフシミ（1989年生、母シンフオニーグラス）

ダイイチフシミ（1989年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時16歳）と交配したシンフオニーグラスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣敦。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦14勝2着5回。主な勝ち鞍は1996年の一般C。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

6月6日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は454kg。17頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に敗れた。

11月29日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から55kg増やして迎えた3戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミアラジンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月14日、中1週で迎えた4戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンパーシーヴに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1993年）

12月12日、約12か月の休養明けで迎えた5戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクラシックデュールに6馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

5歳（1994年）

1月1日、中2週で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のツルマルジャパンに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月21日、中2週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリンバーパワーに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2月6日、中1週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノパンサーから9馬身差の2着に敗北した。

2月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古泉悟騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンサカエカホーからクビ差の2着に甘んじた。

3月12日、中2週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で古泉悟騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒサカダンディに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月15日、中8週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で古泉悟騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリコンチェルトに1馬身半の差をつけて7勝目を手にした。

7月2日、中6週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で古泉悟騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のツルマルジャパンに5馬身の差をつけて8勝目を収める

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で古泉悟騎手（8戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったボールドワンダーからクビ差の2着に甘んじた。

6歳（1995年）

5月27日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で古泉悟騎手（9戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノメイショウに半馬身の差をつけて休み明け初戦を物にした。

6月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で古泉悟騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリキングに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

6月17日、連闘で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で古泉悟騎手（11戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキチタイショウに4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

7月10日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で古泉悟騎手（12戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーパーシャンに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月16日、約5か月半の休み明けで迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で古泉悟騎手（13戦10勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトリサンスキーから1馬身差の2着に敗北した。

7歳（1996年）

1月4日、中2週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で古泉悟騎手（14戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカツマサオーカンに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月21日、中1週で迎えた20戦目は、山田寿雄騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトリサンスキーに2馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

2月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（15戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトリサンスキーから4馬身差の2着に敗北した。