トシザティアラ（2008年生、母トシメロディー）

トシザティアラ（2008年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋宝冠」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時9歳）と交配したトシメロディーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方37戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C1-3。

経歴

デビュー前

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

12月19日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

3歳（2011年）

3月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

4月17日、中5週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

5月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

7月5日、中7週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた5戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

8月15日、中5週で迎えた6戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

9月11日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

10月8日、中3週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

10月22日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサカエダノハナを圧倒的な末脚でハナ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

12月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のマイハマベガに5馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

12月24日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたハナノスティーブ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2012年）

2月12日、中6週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のコスモイチモンジに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

3月3日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で竹吉徹騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったケージーマサムネに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で竹吉徹騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るローレルベオウルフを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を手に入れた。

4月15日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で竹吉徹騎手（10戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のコスモユリアに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

5月6日、中2週で迎えた17戦目は、端午特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で竹吉徹騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で竹吉徹騎手（12戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したミヤノストリートに半馬身届かず2着に敗北した。

6月1日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で竹吉徹騎手（13戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で竹吉徹騎手（14戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で竹吉徹騎手（15戦5勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったプリンセスヌビアに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月7日、連闘で迎えた22戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で竹吉徹騎手（16戦5勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったサカエダノハナに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月21日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で竹吉徹騎手（17戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したプリンセスヌビアを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月12日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で竹吉徹騎手（18戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトゥルートゥルーにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で竹吉徹騎手（19戦5勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るサカエダノハナを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて6勝目を手にした。

9月16日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は21戦連続で竹吉徹騎手（20戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカシノビヨンセを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って7勝目を手に入れた。

9月29日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で竹吉徹騎手（21戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた28戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた29戦目は、ムーンライト特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（22戦7勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた30戦目は、ウインター特選（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（23戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた31戦目は、冬至特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（24戦7勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた32戦目は、ファンタスティック特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（25戦7勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

5歳（2013年）

1月20日、中2週で迎えた33戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第2戦）（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた34戦目は、立春特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（26戦7勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた35戦目は、サンライズ特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（27戦7勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた36戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、SAGAジョッキーズグランプリ（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた37戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（28戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（29戦7勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（30戦7勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（31戦7勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（32戦7勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。