クラマササンバ（2003年生、母クラマサシャトル）

クラマササンバ（2003年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋サンバ」。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン（当時22歳）と交配したクラマサシャトルが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は倉見牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方27戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

楠克美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

6月22日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドテンザンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月17日、中7週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた3戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月25日、中4週で迎えた5戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のハロウィーン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた6戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のナドアルシバ競馬場カップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

12月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3歳（2006年）

1月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

1月10日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したキャプテンシーオーにクビ差届かず2着となった。

2月13日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月9日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた12戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の夕顔特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のカンナ特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

9月19日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着を確保した。

10月1日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のスコールクロスに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

10月9日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アイランドグリーンに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（8戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた20戦目は、一般C1五アイ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアジュディプライドを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

12月5日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（10戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤祐樹騎手（11戦2勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。

4歳（2007年）

1月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤祐樹騎手（12戦2勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したモエレシンゲキに半馬身届かず2着となった。

2月7日、中3週で迎えた24戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた25戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のジンデンスバルを半馬身振り切って4勝目を挙げた。

3月22日、中4週で迎えた26戦目は、行田銘酒日本橋賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（13戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、抜け出したディライトパールを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4月5日、中1週で迎えた27戦目は、花まつり特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（14戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

9月28日、約6か月の休養明けで迎えた28戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、仲秋スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。