ザベストデイ（2018年生、母シェイキットオフ）

経歴

デビュー前

2歳のとき、グランデファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,320万円（3.3万×400口）で一口馬主が募集された。

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

10月24日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。17頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

3歳（2021年）

2月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

3月7日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月24日、中6週で迎えた6戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、6着に終わった。

4歳（2022年）

4月8日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

8月2日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブルベアベージュに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月28日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のロワルゼルをクビ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

9月12日、中1週で迎えた10戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた12戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミュステーリオンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた14戦目は、向寒特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた15戦目は、花大根賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

5歳（2023年）

1月3日、中2週で迎えた16戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、もしもし?お年玉記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

1月20日、中1週で迎えた17戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、佐々木高子誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシンゼングレートを強烈な末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

2月17日、中3週で迎えた18戦目は、三河湖特別（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた19戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般B9（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオンワードマリーに2馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

4月12日、中3週で迎えた21戦目は、一般B5（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

4月21日、連闘で迎えた22戦目は、春にんじん賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月18日、中3週で迎えた23戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。