サンライトジャパン（1987年生、母ニホンピロフレーム）

サンライトジャパン（1987年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のネーハイジェット（当時11歳）と交配したニホンピロフレームが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は尾野一義。戦績は、中央平地18戦1勝2着1回、地方8戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

西塚十勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

9月9日、デビュー戦は蛯名信広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、サニーサイドアップにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた3戦目は、菅原隆明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

3歳（1990年）

1月14日、中9週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原隆明騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマルユールイスをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

3月10日、中7週で迎えた6戦目は、4歳500万下の4歳抽せん馬特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原隆明騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた7戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

10月21日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名信広騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は菅原隆明騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた10戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で玉ノ井健志騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4歳（1991年）

1月7日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で玉ノ井健志騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で玉ノ井健志騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で玉ノ井健志騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で玉ノ井健志騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。

3月9日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は菅原隆明騎手（5戦1勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた18戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月29日、中7週で迎えた19戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のノラに8馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

6月27日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた21戦目は、かに座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田部和広騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のスガリツチに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月16日、中4週で迎えた22戦目は、一般B3五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田部和広騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田部和広騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドバンスヒカリから1馬身差の2着に敗北した。

12月29日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、初雪特別（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田部和広騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1992年）

1月29日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田部和広騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた26戦目は、及川靖騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエアーズフォンテンからアタマ差の2着に甘んじた。