ウェイトアンドシー（2011年生、母レディージーニアス）

ウェイトアンドシー（2011年4月29日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「時機を待つ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のオレハマッテルゼ（当時11歳）と交配したレディージーニアスが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は高村牧場。2018年のスパーキングサマーカップ(A1以下 S3)に勝利した他、2018年の川崎マイラーズ(A1以下 S3)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高村牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって210万円で落札された。

新開幸一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

3月1日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

4月5日、中4週で迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、シャインプレインに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月26日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のオニノシタブルをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

9月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

10月11日、中4週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のクロムレックをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

4歳（2015年）

2月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の大島特別（東京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って15着に終わった。

3月29日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上1000万下の鹿島特別（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

5月24日、中7週で迎えた11戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の立川特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

10月17日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、サンクタリリアスにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月7日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、伸びてきたスモーダリング決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月22日、中1週で迎えた14戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5歳（2016年）

1月24日、中8週で迎えた15戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたノースウッド決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

2月7日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のディアドナテロに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上1000万下の大島特別（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入った。

3月27日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下の鈴鹿特別（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（7戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月8日、中5週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下の立川特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（8戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

6月12日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下の小金井特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大野拓弥騎手（9戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に敗れた。

10月9日、約4か月の休み明けで迎えた21戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大野拓弥騎手（10戦1勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大野拓弥騎手（11戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

6歳（2017年）

1月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大野拓弥騎手（12戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着に入った。

3月26日、中7週で迎えた24戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の鈴鹿特別（中京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

4月29日、中4週で迎えた25戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦2勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

6月11日、中5週で迎えた26戦目は、3歳以上1000万下の小金井特別（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた27戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の檜山特別（函館ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、スターストラックに半馬身交わされて2着となった。

8月6日、中4週で迎えた28戦目は、3歳以上1000万下の大倉山特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた29戦目は、3歳以上1000万下の鋸山特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

11月12日、中8週で迎えた30戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた31戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の姫路特別（阪神ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

7歳（2018年）

2月2日、中8週で迎えた32戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、銀嶺特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタマモベルモットに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

3月20日、中6週で迎えた33戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の弥生特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のラブミークンに1馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

4月3日、中1週で迎えた34戦目は、’18スパーキングナイトチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のライズスクリューに2馬身の差をつけて6勝目を収める

5月16日、中5週で迎えた35戦目は、S3の川崎マイラーズ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のオメガヴェンデッタをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

6月20日、中4週で迎えた36戦目は、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた37戦目は、S3のプラチナカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、キタサンミカヅキに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中4週で迎えた38戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて、最後は2着のモンドアルジェンテをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

10月25日、中8週で迎えた39戦目は、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサンデンバロンを半馬身振り切って断トツの支持に応えた。

8歳（2019年）

1月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた40戦目は、地方重賞の船橋記念（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦5勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた41戦目は、多摩川オープン（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦5勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

4月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた42戦目は、陽春賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（9戦5勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた43戦目は、S3の川崎マイラーズ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（10戦5勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

8月28日、約3か月半の休み明けで迎えた44戦目は、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で今野忠成騎手（11戦5勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

12月10日、約3か月半の休み明けで迎えた45戦目は、総の国オープン（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で今野忠成騎手（12戦5勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

9歳（2020年）

1月30日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた46戦目は、多摩川オープン（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で今野忠成騎手（13戦5勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

5月4日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた47戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、皐月盃（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた48戦目は、S3の川崎マイラーズ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた49戦目は、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野翔騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

7月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた50戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた51戦目は、一般A2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた52戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた53戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた54戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた55戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、MiKA誕生日特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

12月13日、中9週で迎えた56戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた57戦目は、たーとるず競馬特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

10歳（2021年）

1月12日、中1週で迎えた58戦目は、海の姉の渚誕生日特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

2021年3月5日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。