エーピートンコウ（1997年生、母ペラドンナ）
A.P.Tonko
1997.03.10
エーピートンコウ（1997年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時10歳）と交配したペラドンナが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地12戦1勝、地方43戦11勝2着8回。主な勝ち鞍は1999年の3歳新馬。
経歴
デビュー前
矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1999年）
8月22日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のルレーヴに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
9月5日、中1週で迎えた2戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の新潟3歳ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。
3歳（2000年）
10月29日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、4歳以上500万下の雲雀ケ原特別（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。
11月12日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。
11月25日、中1週で迎えた5戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。
12月17日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。
4歳（2001年）
1月13日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。
1月27日、中1週で迎えた8戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では見せ場なく17着に終わった。
2月3日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。
3月11日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。
3月25日、中1週で迎えた11戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。
4月14日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。
6月22日、中9週で迎えた13戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ C3イ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウマハナコに6馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。
7月9日、中1週で迎えた14戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月15日、中4週で迎えた15戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエーブチャンプから1馬身半差の2着に敗北した。
8月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマインドアップに3馬身の差をつけて3勝目を収める
9月14日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシゼンファイナルに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
9月30日、中1週で迎えた18戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口竜一騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックキングからハナ差の2着に甘んじた。
10月30日、中3週で迎えた19戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山口竜一騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイカヅチバンブーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
11月10日、中1週で迎えた20戦目は、イチョウ特別（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山口竜一騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイカヅチバンブーから半馬身差の2着に敗北した。
12月8日、中3週で迎えた21戦目は、常陸牛特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山口竜一騎手（8戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月30日、中2週で迎えた22戦目は、風花特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口竜一騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヨシコレールから1馬身半差の2着に敗北した。
5歳（2002年）
2月2日、中4週で迎えた23戦目は、アメジスト特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山口竜一騎手（10戦4勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月28日、中3週で迎えた24戦目は、おうし座特別（足利ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で山口竜一騎手（11戦4勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、アネモネ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山口竜一騎手（12戦4勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月3日、中6週で迎えた26戦目は、八重桜特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山口竜一騎手（13戦4勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のセイエイスタホスに4馬身の差をつけて制した。
6月6日、中4週で迎えた27戦目は、しゃくなげ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山口竜一騎手（14戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャインルーブルから3馬身差の2着に敗北した。
9月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、アケビ特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で山口竜一騎手（15戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のユートエブロスに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
10月25日、中5週で迎えた29戦目は、ナナカマド特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で山口竜一騎手（16戦6勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月22日、中3週で迎えた30戦目は、さざんか特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で山口竜一騎手（17戦6勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。
12月11日、中2週で迎えた31戦目は、茶臼岳特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で山口竜一騎手（18戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユートエブロスに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
6歳（2003年）
1月8日、中3週で迎えた32戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、せんりょう特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のフュージティブをハナ差制して9勝目を手に入れた。
2月10日、中4週で迎えた33戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、白梅特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月15日、中4週で迎えた34戦目は、アクアマリン特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（19戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクイーポから1馬身差の2着に敗北した。
4月11日、中3週で迎えた35戦目は、パンジー特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（20戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエドノマッケンオーに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月5日、中2週で迎えた36戦目は、すずらん特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（21戦8勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月8日、中4週で迎えた37戦目は、ほうせんか特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（22戦8勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマエノハヤヒデからハナ差の2着となった。
7月1日、中2週で迎えた38戦目は、ヤマユリ特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（23戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグビクトリーに半馬身の差をつけて勝利をモノにする
7月11日、中0週で迎えた39戦目は、文月特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山口竜一騎手（24戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月1日、中6週で迎えた40戦目は、中央条件交流 十五夜特別（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山口竜一騎手（25戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月5日、中4週で迎えた41戦目は、神無月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口竜一騎手（26戦9勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月19日、中1週で迎えた42戦目は、赤とんぼ特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山口竜一騎手（27戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミホノコトブキから1馬身差の2着に敗北した。
11月9日、中2週で迎えた43戦目は、地方重賞のとちぎスプリンターズ天馬杯（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で山口竜一騎手（28戦9勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月9日、中3週で迎えた44戦目は、庚申山特別（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山口竜一騎手（29戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月28日、中2週で迎えた45戦目は、鬼怒川特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山口竜一騎手（30戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7歳（2004年）
1月10日、中1週で迎えた46戦目は、迎春特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で山口竜一騎手（31戦9勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
1月25日、中1週で迎えた47戦目は、おおいぬ座特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山口竜一騎手（32戦9勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルケイローンをアタマ差制して優勝
2月22日、中3週で迎えた48戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のブライアンズロマン記念（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月6日、中1週で迎えた49戦目は、スイートピー特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（33戦10勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月4日、中3週で迎えた50戦目は、卯月特別（宇都宮ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は山田博美騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月25日、中2週で迎えた51戦目は、春風特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田博美騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月22日、中3週で迎えた52戦目は、アザレア特別（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田博美騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月14日、中2週で迎えた53戦目は、胡蝶蘭特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（34戦10勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月26日、中1週で迎えた54戦目は、ホタル特別（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（35戦10勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月10日、中1週で迎えた55戦目は、わし座特別（宇都宮ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（36戦10勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。