エターナルメロディ（2005年生、母エターナルリング）

エターナルメロディ（2005年2月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「永遠の音楽」。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時13歳）と交配したエターナルリングが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方14戦5勝2着2回。

経歴

デビュー前

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

3月22日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後はタレてしまい15着に終わった。

7月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた2戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

8月16日、中5週で迎えた3戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

9月15日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般E4（高知ダート1300m 雨/重）に出走。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタイムトゥブギに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月27日、中1週で迎えた5戦目は、一般E3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリーダーエースに9馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、一般E2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリュウノレジオンに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2009年）

2月22日、中9週で迎えた7戦目は、一般E4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた8戦目は、一般E2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた9戦目は、一般E8（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

4月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般E8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウォーターフィートに8馬身の差をつけて4勝目をマークした。

5月24日、中3週で迎えた11戦目は、一般E6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクリプトジュエルを捕まえ切れず、約13馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中4週で迎えた12戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（7戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプリンセスパピイを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中3週で迎えた13戦目は、一般E4（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中西達也騎手（8戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒロノヒメに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月28日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、理恵結婚してくれ特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた15戦目は、土佐はし拳特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（9戦4勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

10月3日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、一般Eロ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（10戦4勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた17戦目は、一般E3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（11戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。