ベルモントジャック（1999年生、母ブルースレコード）

ベルモントジャック（1999年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のペンタイア（当時7歳）と交配したブルースレコードが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方48戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は2004年の一般B3。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

1月6日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

2月10日、中4週で迎えた2戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた3戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

10月22日、約8か月の休養明けで迎えた4戦目は、宇佐美亨騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた5戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇佐美亨騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月2日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇佐美亨騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた7戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宇佐美亨騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた8戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宇佐美亨騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロミマドンナに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2003年）

2月13日、中6週で迎えた9戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宇佐美亨騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサブリナルックから1馬身差の2着に敗北した。

2月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宇佐美亨騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサマーガイアをハナ差制して2勝目を手に入れた。

3月17日、中2週で迎えた11戦目は、一般B16（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で宇佐美亨騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた12戦目は、一般B17（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で宇佐美亨騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライトタイセイから4馬身差の2着に敗北した。

4月22日、連闘で迎えた13戦目は、一般B16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で宇佐美亨騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったボナンザーメモリーから1馬身半差の2着に敗北した。

5月16日、中2週で迎えた14戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で宇佐美亨騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイハウンドに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で宇佐美亨騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で宇佐美亨騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマネボンスペシャルからクビ差の2着に甘んじた。

6月18日、連闘で迎えた17戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で宇佐美亨騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウォーターリリーに1馬身半の差をつけて4勝目を収める

6月30日、中1週で迎えた18戦目は、アマリリス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で宇佐美亨騎手（14戦4勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた19戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇佐美亨騎手（15戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックストーンをハナ差制して5勝目を手中に収めた。

9月8日、中4週で迎えた21戦目は、マリーゴールド特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇佐美亨騎手（16戦5勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宇佐美亨騎手（17戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宇佐美亨騎手（18戦5勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後はクィーンビオラと並んで4着同着となった。

12月7日、中8週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた24戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

5歳（2004年）

1月5日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた26戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、アメジストスター賞（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

5月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた27戦目は、小林央幸騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月16日、中1週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた28戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般B3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は小林央幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林央幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた31戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブリリアントカップからクビ差の2着となった。

7月12日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3 C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3 C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月17日、連闘で迎えた35戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトーエイダンサーをクビ差制して1着ゴールを果たした。

8月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた37戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったワークアイから2馬身差の2着となった。

12月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた38戦目は、一般B3（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は小林央幸騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた39戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林央幸騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6歳（2005年）

1月2日、連闘で迎えた40戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林央幸騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月3日、約3か月の休み明けで迎えた41戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リョウマに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月18日、中1週で迎えた42戦目は、田瀬湖特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るトウカイバスターを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

5月1日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた44戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた46戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた47戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

9月3日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた48戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

9月18日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた49戦目は、タイムチャレンジレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原順騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた50戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原順騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

10月24日、中1週で迎えた51戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原順騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた52戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原順騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

7歳（2006年）

3月24日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた53戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原順騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。