レガシーサンクス（1990年生、母ハマノギフト）
Legacy Thanks
1990.04.13
レガシーサンクス（1990年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモガミ（当時14歳）と交配したハマノギフトが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）へいはた牧場。戦績は、中央平地16戦2勝2着4回、地方30戦2勝2着3回。1992年の中京3歳ステークス(オープン)に勝利した他、1992年の府中3歳ステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1992年）
7月26日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。
8月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。
8月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。
9月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったシンコトブキに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
9月27日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったワコーアウディにねじ伏せられてハナ差の2着に甘んじた。
10月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石橋守騎手（5戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったボールドテンダーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
10月31日、中2週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のユニコンファーストに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
11月22日、中2週で迎えた8戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの府中3歳ステークス（東京芝1800m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったシュアリーウィンに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。
12月20日、中3週で迎えた9戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの中京3歳ステークス（中京芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のラディッシュパワーを半馬身振り切って勝利を手に入れた。
3歳（1993年）
1月17日、中3週で迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の京成杯（中山芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。
4月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、3歳オープンの若草ステークス（京都芝2400m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は石橋守騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。
6月13日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、3歳オープンの白百合ステークス（阪神芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。
7月4日、中2週で迎えた13戦目は、3歳G3の中日スポーツ賞4歳ステークス（京都芝1800m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。
7月24日、中2週で迎えた14戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのKBC杯（小倉ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
4歳（1994年）
4月17日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、梅田ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（9戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。
4月30日、中1週で迎えた16戦目は、茨木ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（10戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。
5歳（1995年）
4月25日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、空知特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月4日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、暑寒別岳特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月18日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、大雪山特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月1日、中1週で迎えた20戦目は、勇駒別特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。
6月29日、中3週で迎えた21戦目は、白雲岳特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月13日、中1週で迎えた22戦目は、ペルセウス特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。
8月10日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、スターライト特別（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月24日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた24戦目は、ネプチューン特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月7日、中1週で迎えた25戦目は、金杯（帯広ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。
9月21日、中1週で迎えた26戦目は、自由ケ丘特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月5日、中1週で迎えた27戦目は、摩周湖特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で五十嵐冬樹騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
6歳（1996年）
1月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた28戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリメインホープをクビ差制して久々に美酒を浴びた。
1月21日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後はグリーンシャインと並んで3着同着となった。
2月4日、中1週で迎えた30戦目は、アメジスト特設（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月2日、中3週で迎えた31戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、西日本地区（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月18日、中1週で迎えた32戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤノレガシイに4馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。
4月20日、中4週で迎えた33戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた34戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後はユアビクトリーと並んで4着同着となった。
6月1日、中3週で迎えた35戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月29日、中3週で迎えた36戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月21日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた37戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。
7歳（1997年）
1月4日、中1週で迎えた38戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（8戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。
1月20日、中1週で迎えた39戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノウイナーから4馬身差の2着となった。
2月10日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウチャンピオンから半馬身差の2着に敗北した。
2月22日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（11戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月17日、中2週で迎えた42戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月19日、中4週で迎えた43戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月3日、中1週で迎えた44戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（14戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップアスールから半馬身差の2着に敗北した。
5月12日、連闘で迎えた45戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（15戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月25日、中1週で迎えた46戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で鮫島克也騎手（16戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。