マルハチチャンプ（1997年生、母トリプルエイト）

マルハチチャンプ（1997年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒッテングエイト（当時11歳）と交配したトリプルエイトが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方17戦6勝2着6回。1999年の若駒賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

横山崇司厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1999年）

6月22日、デビュー戦は山田延由騎手を鞍上に据えて、3歳A2（上山ダート1250m 曇/良）に出走。馬体重は465kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジュピターウーマンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月27日、中4週で迎えた2戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若菜特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンデーツヨシから5馬身差の2着に敗北した。

8月21日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのダリア賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

10月3日、中5週で迎えた4戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の東北ジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた5戦目は、4歳B2（上山ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山田延由騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のボストンダンサーに8馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

11月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンデーツヨシからクビ差の2着となった。

12月12日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、2歳地方重賞の東北サラブレッドチャンピオン（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（3戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3歳（2000年）

10月8日、約10か月の休養明けで迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた9戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、’00フェイスフルレイン特別（4）（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のバトルタイムを3/4馬身振り切って優勝

5歳（2002年）

2月15日、約16か月の休養明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた10戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、向春特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月19日、中8週で迎えた11戦目は、山吹特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三井健一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドステージからハナ差の2着となった。

5月6日、中1週で迎えた12戦目は、ゴールデンウイーク特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三井健一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスエヒロサンダーから半馬身差の2着となった。

6月10日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、ラベンダー特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三井健一騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた14戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、クローバー特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた15戦目は、スターチス特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のリョウマに1馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

9月1日、中5週で迎えた16戦目は、サファイア特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木泉騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のトップバルに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月28日、中3週で迎えた17戦目は、サフラン特別（足利ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木泉騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウゼウスから1馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中3週で迎えた18戦目は、神無月特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木泉騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウリツキングに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月11日、中1週で迎えた19戦目は、シラカバ特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木泉騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノワンダーから半馬身差の2着に敗北した。