モガミホンデーム（1985年生、母キタノカタ）

モガミホンデーム（1985年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のインターメゾ（当時19歳）と交配したキタノカタが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、中央平地5戦1勝2着3回、地方10戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の4歳以上900万下。

経歴

デビュー前

新貝一雄厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1987年）

10月7日、デビュー戦は關村孝治騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後はトキノミルリーフと並んで3着同着となった。

11月20日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、本間茂騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドアスターに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月11日、中2週で迎えた3戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラジヨージから2馬身半差の2着となった。

3歳（1988年）

1月13日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は本間茂騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったセリメーヌから半馬身差の2着に敗北した。

2月14日、中4週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本間茂騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバセンチエリーに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

2月29日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本間茂騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のビツグフレンドに1馬身半の差をつけて制した。

3月28日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のれんげ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本間茂騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のフアインオーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で本間茂騎手（5戦4勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月4日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦のスイートピー特別 1組（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で本間茂騎手（6戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月15日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のひまわり特別 1組（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のミハマラーベルに1馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

10月16日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったマリンフリートに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月6日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、4歳以上900万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のインターアニマートに1馬身半の差をつけて6勝目を獲得した。

11月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の山科特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。

12月18日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1400万下のオリオンステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイショクボーイを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

4歳（1989年）

1月14日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上1400万下の万葉ステークス（京都芝3000m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたウェルネス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。