モンセルバン（2006年生、母スピードドリーム）

モンセルバン（2006年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「マッターホルンのフランス名」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時13歳）と交配したスピードドリームが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山岡ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方82戦14勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の一般C2六七八。

経歴

デビュー前

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

2月28日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は516kg。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

3月21日、中2週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4月19日、中3週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた4戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

9月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロイヤルポケットに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月16日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエスプリカントリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のタイセイユニオンをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

1月26日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2三（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

3月30日、中6週で迎えた14戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

4月28日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2三（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた16戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

6月20日、中5週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

7月24日、中4週で迎えた18戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、十府ヶ浦砂音祭2010レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、久慈納涼花火大会レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るダンディキングを目の覚めるような末脚で半馬身差し切って4勝目を手中に収めた。

8月22日、中1週で迎えた20戦目は、ムーンライトカップ（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のトーホウライデンに1馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

9月6日、中1週で迎えた21戦目は、白神賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた22戦目は、南部杯カウントダウン21（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったトーホウライデンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月9日、中2週で迎えた23戦目は、二戸市金田一温泉レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったポアントゥブルボンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月18日、連闘で迎えた24戦目は、プロキオン賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた25戦目は、11・3船橋JBCあと2日（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた26戦目は、ゴールデンステッキ賞（水沢ダート1900m 小雨/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた27戦目は、銀嶺賞（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5歳（2011年）

1月8日、中1週で迎えた28戦目は、「森は海の恋人」植樹祭レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

5月21日、約4か月半の休み明けで迎えた29戦目は、ハヤチネウスユキソウレース（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

5月29日、連闘で迎えた30戦目は、秋田駒ヶ岳レース（盛岡ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた31戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、ねむの木賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着を確保した。

6月27日、中1週で迎えた32戦目は、猊鼻渓舟下りレース（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた33戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、FM岩手杯（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた34戦目は、宮古魚菜市場レース（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた35戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、十和田駒フェスタレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた36戦目は、ムーンライトカップ（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた37戦目は、おおのミルク村ゆめレース（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた38戦目は、北上コロッケレース（盛岡ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた39戦目は、保呂羽山霜月神楽レース（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた40戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、えさし郷土文化館レース（盛岡ダート1800m 晴/不良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた41戦目は、南部鉄器レース（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた42戦目は、住田町「水しぎ」レース（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた43戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、JA前沢牛しぐれ煮杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

6歳（2012年）

1月2日、中2週で迎えた44戦目は、初夢毘沙門天レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた45戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンワードナビに2馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

4月22日、中1週で迎えた46戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシルクブリッツに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月6日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のトシノシーロに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月28日、中2週で迎えた48戦目は、苧環レース（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のパラダイスバスクに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月9日、中1週で迎えた49戦目は、都忘れレース（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた50戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゲイリーアイトーンを半馬身差し切って単勝一倍台の評価に応えた。

7月15日、中2週で迎えた51戦目は、北上川ゴムボート川下りレース（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた52戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般B2六（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた53戦目は、矢越かぶレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた54戦目は、駒ヶ岳山麓大草原レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた55戦目は、一般B2八（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた56戦目は、一般B2九（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた57戦目は、一般B2八（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、センリライズに交わされて2馬身差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた58戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B2八（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のベルガリオンに4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

11月18日、中1週で迎えた59戦目は、一般B2六（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスミヨシルビーに5馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

12月3日、中1週で迎えた60戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るメダグリアスズカをハナ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

12月17日、中1週で迎えた61戦目は、ディセンバーカップ（水沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシーキングトパーズを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

12月30日、中1週で迎えた62戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーズシリーズ第2戦（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

7歳（2013年）

3月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた63戦目は、ホテルニュー江刺賞（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた64戦目は、木曜日は iちゃんねる（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（6戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた65戦目は、和賀川レース（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（7戦3勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた66戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、せんまや気仙沼街道まつりレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた67戦目は、あまちゃん北三陸高校レース（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（3戦3勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた68戦目は、一般B1二 B2一（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（4戦3勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月7日、中7週で迎えた69戦目は、盛岡手づくり村工房まつりレース（水沢ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は大坪慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた70戦目は、龍泉洞秋まつりレース（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた71戦目は、大沢渓谷レース（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた72戦目は、杉之堂大清水レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた73戦目は、ロードナイトレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた74戦目は、SUCCESS・AGE記念（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

8歳（2014年）

3月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた75戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大坪慎騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4月14日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた76戦目は、コップ座レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大坪慎騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた77戦目は、花筏レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大坪慎騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

5月26日、中3週で迎えた78戦目は、平庭闘牛大会つつじ場所レース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で大坪慎騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた79戦目は、おおむらさきレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で大坪慎騎手（11戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた80戦目は、横手かまくらFM4周年レース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で大坪慎騎手（12戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた81戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で大坪慎騎手（13戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月28日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた82戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で大坪慎騎手（14戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

8月17日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた83戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で大坪慎騎手（15戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた84戦目は、国民文化祭開催記念レース（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で大坪慎騎手（16戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた85戦目は、一般C1九（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で大坪慎騎手（17戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

10月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた86戦目は、一般C1九（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で大坪慎騎手（18戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。