フォアシザフューチ（2016年生、母イソノヴィーナス）

フォアシザフューチ（2016年6月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「未来を予見する。母母母名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時18歳）と交配したイソノヴィーナスが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山春牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C2三四。

経歴

デビュー前

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

11月10日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は446kg。17頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず最後はサツキミラクルと並んで8着同着となった。

12月9日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では稟性の負けん性を発揮してゴールまでタレずに走り切ったが、5着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎北斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

3歳（2019年）

1月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎北斗騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に敗れた。

3月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎北斗騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

5月15日、中6週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るキューティーメガミを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月6日、中2週で迎えた7戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったロードアメイズに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた8戦目は、「AIRDO DP」賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた9戦目は、みついし蓬莱山まつり賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

7月31日、中3週で迎えた10戦目は、JA共済3Qカップ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマニンアンベリルを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

8月22日、中2週で迎えた11戦目は、ミズヒキ特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた12戦目は、びらとり沙流川まつり特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るベアメイプルを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月17日、中1週で迎えた13戦目は、松山光プロジェクト特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタイキリヴェールに1馬身の差をつけて4勝目をマークした。

10月16日、中3週で迎えた14戦目は、美唄産「峰ななつぼし」新米特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2020年）

1月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、ありがとう!よみうりランドは70周年（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

5月5日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた17戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2五六七（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のローゼンブリッツに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月20日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2三四（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のセークレートゥムに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月3日、中1週で迎えた20戦目は、馬い!山のキュウリを食べよう記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月28日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、一般C1四五六イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦2勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

5歳（2021年）

3月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg絞って迎えた22戦目は、春疾風賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた23戦目は、馬い?!明日開催池尻軒先マルシェ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は山口達弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（7戦2勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったブラーニーキスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月10日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。