タッチアップ（1992年生、母イソルデバンガード）

タッチアップ（1992年5月5日）は、日本の競走馬、種牡馬。1995年にNARグランプリアラブ系3歳最優秀馬を受賞した。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスタージヨージ（当時10歳）と交配したイソルデバンガードが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長谷部牧場。戦績は、地方27戦16勝2着4回。主な勝ち鞍は1995年の西日本アラブダービー。

経歴

デビュー前

弓削和彦厩舎（福山）へ入厩。

2歳（1994年）

8月1日、デビュー戦は小嶺英喜騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（福山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は481kg。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のベストフロードに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1995年）

2月13日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、久保河内健騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマシロキングに5馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

2月25日、中1週で迎えた3戦目は、荻田恭正騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のベイリンボーに9馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のキングカップ（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻田恭正騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブラウンビートに1馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

4月23日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦の福山ダービー（福山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で荻田恭正騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマノカルダンから1馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の若葉賞（園田ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で荻田恭正騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオーキッドグレイドに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の楠賞全日本アラブ優駿（園田ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で荻田恭正騎手（4戦3勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

6月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の銀杯（福山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で荻田恭正騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエルチヨに約15馬身の大差をつけて制した。

9月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、仲秋特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で荻田恭正騎手（6戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のブラウンシードに1馬身半の差をつけて7勝目を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、大スポ賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で荻田恭正騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒルストンボーイに3馬身の差をつけて制した。

11月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の鞆の浦賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で荻田恭正騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のビンゴトウショウに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月3日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の西日本アラブダービー（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は久保河内健騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフェイトスターに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月24日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のアラブ王冠（福山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は荻田恭正騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウウインに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4歳（1996年）

3月3日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、福山花市場賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハギノハートリングからクビ差の2着に甘んじた。

4月14日、中5週で迎えた15戦目は、福山桜花賞（福山ダート2250m 曇/良）に出走。鞍上は久保河内健騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のバンガードトライに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月12日、中3週で迎えた16戦目は、山陽特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保河内健騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のバンガードトライに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月12日、中3週で迎えた17戦目は、山陽杯（園田ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で久保河内健騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた18戦目は、福山市農業協同組合賞（福山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で久保河内健騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のビンゴトウショウをクビ差制して勝利数を14に伸ばす

11月3日、中4週で迎えた19戦目は、山陽杯（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で久保河内健騎手（6戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた20戦目は、福山菊花賞（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保河内健騎手（7戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のビンゴトウショウに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月23日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた21戦目は、タマツバキ記念名古屋杯（名古屋ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で久保河内健騎手（8戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイエスヨシゼンから1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（1997年）

1月5日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた22戦目は、福山大賞典（福山ダート2600m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で久保河内健騎手（9戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミセンプウをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

2月16日、中5週で迎えた23戦目は、福山マイラーズカップ（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で久保河内健騎手（10戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月9日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた24戦目は、アラブ大賞典（佐賀ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で久保河内健騎手（11戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた25戦目は、ローゼンホーマ記念（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で久保河内健騎手（12戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンワテイオーから2馬身半差の2着に敗北した。

6月1日、中9週で迎えた26戦目は、山陽杯（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で久保河内健騎手（13戦7勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、鵜飼特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で久保河内健騎手（14戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。