サクラキョーウン（1985年生、母ランランリュウエン）

サクラキョーウン（1985年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時14歳）と交配したランランリュウエンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地11戦3勝2着2回、地方46戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1989年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

境勝太郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

7月12日、デビュー戦は小島太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は472kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず2着となった。

3歳（1988年）

2月28日、約7か月半の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、シンボリウォーレンに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るポイントアップを次元の違う末脚で半馬身差し切って未勝利戦を制した。

3月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳400万下（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小島太騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のマイネルグラウベンに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

4月17日、中2週で迎えた5戦目は、4歳400万下の山藤賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で小島太騎手（4戦2勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の潮騒特別（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下の八雲特別（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

11月6日、中7週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の立冬特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手（5戦2勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず最後はサクセスオオザと並んで6着同着となった。

4歳（1989年）

9月9日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上400万下の鹿島灘特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月23日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた10戦目は、4歳以上400万下（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（7戦2勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のアサカピューターをハナ差振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

10月14日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小島太騎手（8戦3勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

5歳（1990年）

5月8日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた12戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、フエニックス（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた13戦目は、ペガサス（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた14戦目は、本厚司騎手を鞍上に迎えて、ペガサス（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、百万石賞（金沢ダート2300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本厚司騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた16戦目は、ペガサス（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で本厚司騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた17戦目は、ペガサス（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた18戦目は、農林水産大臣賞典（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月17日、中6週で迎えた19戦目は、田中敏和騎手を鞍上に迎えて、B12ロ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアイビンエースに7馬身の差をつけて優勝

10月15日、中3週で迎えた20戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（中京(地)芝1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた21戦目は、B12ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中敏和騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のローレンサクラに2馬身の差をつけて5勝目を収める

11月17日、中1週で迎えた22戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中敏和騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた23戦目は、ピラカンサス特別（名古屋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中敏和騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のペーターマンをハナ差制して雨中の混戦を制した。

12月7日、連闘で迎えた24戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた25戦目は、駒野特別（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

6歳（1991年）

1月5日、中1週で迎えた26戦目は、迎春特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中敏和騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったペーターマンからアタマ差の2着に甘んじた。

1月18日、中1週で迎えた27戦目は、ウインターハンデ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた28戦目は、シクラメン特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中敏和騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた29戦目は、カトレア特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中敏和騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月29日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた31戦目は、小竹清一騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小竹清一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた33戦目は、一般（水沢ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小竹清一騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた34戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小竹清一騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったフタバキングから2馬身半差の2着となった。

7月22日、中3週で迎えた35戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小竹清一騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた36戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小竹清一騎手（5戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた37戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小竹清一騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーコートランスから3馬身差の2着となった。

9月2日、中1週で迎えた38戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小竹清一騎手（7戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルケイマイテイに4馬身の差をつけて制した。

9月30日、中3週で迎えた39戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小竹清一騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた40戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小竹清一騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったコマツノーザンから2馬身差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた41戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で小竹清一騎手（10戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のライトスピリツトに3/4馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

11月11日、中1週で迎えた42戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で小竹清一騎手（11戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた43戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（1992年）

1月9日、中3週で迎えた44戦目は、村上頼章騎手を鞍上に迎えて、初春賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた45戦目は、観梅特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上頼章騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた46戦目は、上杉昌宏騎手を鞍上に迎えて、望春賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月13日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた47戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般A2（上山ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月26日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた48戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月20日、約5か月の休み明けで迎えた49戦目は、一般A2（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤庄一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた50戦目は、神無月特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤庄一郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた51戦目は、一般A3（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤庄一郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月15日、中6週で迎えた52戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8歳（1993年）

2月9日、中7週で迎えた53戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月14日、中4週で迎えた54戦目は、桂浜月桂冠賞（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた55戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた56戦目は、一般A3（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた57戦目は、雑賀秀介騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。