トーセンブル（2015年生、母トーセンクラッチ）

トーセンブル（2015年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋雄牛」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーセンブライト（当時14歳）と交配したトーセンクラッチが9歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は有限会社エスティファーム。2022年のオグリキャップ記念(地方重賞)に勝利した他、2022年のオグリキャップ記念を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

山中尊徳厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2017年）

5月2日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスズランデビュー（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は419kg。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトキメキライツをクビ差捉え切れず2着となった。

5月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったクロスケに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたキャスタウェイ決め手に屈して半馬身差の2着に敗れた。

7月4日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の若草特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るサウスグローリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月6日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦のアブクマポーロ・メモリアル（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のサプライズパワー・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のドンビーに2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月24日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（6戦2勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月21日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、2歳オープンのアイビーステークス（東京芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で本田正重騎手（7戦2勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた9戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、2歳S2のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

12月13日、中5週で迎えた10戦目は、2歳Jpn1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

3歳（2018年）

1月10日、中3週で迎えた11戦目は、3歳S3のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の京浜盃（大井ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

5月3日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（8戦2勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

5月9日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた14戦目は、3歳S1の羽田盃（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（9戦2勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた15戦目は、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（10戦2勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

9月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、3歳S1の戸塚記念（川崎ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（11戦2勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

10月5日、中2週で迎えた17戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ZBAT!×夕刊フジ賞（船橋ダート1700m 小雨/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

11月9日、中4週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の小春日和特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（12戦2勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハドソンホーネットを差し切れず、2馬身差の2着となった。

12月14日、中4週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の宝石の輝き☆ジュエルミネーション（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（13戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では電光石火の末脚を披露したが、3着に終わった。

12月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、金盃トライアル（大井ダート2600m 晴/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

4歳（2019年）

2月6日、中5週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた21戦目は、フェブラリー賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したミヤジフランガンを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦のなのはな賞（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（14戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタイセイブラストを半馬身振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。

3月19日、中3週で迎えた23戦目は、隅田川オープン（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（15戦3勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハッピースプリントを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

4月16日、中3週で迎えた24戦目は、陽春賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るラブミークンを驚異的な末脚でアタマ差だけ差し切って4勝目を掴み取った。

5月14日、中3週で迎えた25戦目は、ダイナミックチャレンジ（京成盃グランドマ（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（16戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた26戦目は、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた27戦目は、スパーキングサマーチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（17戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月31日、約3か月半の休み明けで迎えた28戦目は、三里塚特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（18戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

12月5日、中4週で迎えた29戦目は、ビオラ賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（19戦3勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた30戦目は、金盃トライアル（大井ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（20戦3勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のサブノクロヒョウを半馬身振り切って5勝目を手にした。

5歳（2020年）

2月5日、中5週で迎えた31戦目は、S2の金盃（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（21戦4勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

3月11日、中4週で迎えた32戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（22戦4勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月16日、約4か月の休み明けで迎えた33戦目は、中原オープン（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（23戦4勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた34戦目は、東京記念トライアル（大井ダート2400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で本田正重騎手（24戦4勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったホーリーブレイズに詰め切れず、約14馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中5週で迎えた35戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、S1の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

10月12日、中4週で迎えた36戦目は、富士見オープン（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（25戦4勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月18日、中4週で迎えた37戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた38戦目は、金盃トライアル（大井ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（26戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したシュプレノンを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6歳（2021年）

2月17日、中7週で迎えた39戦目は、S2の金盃（大井ダート2600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（27戦4勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったマンガンに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

3月17日、中3週で迎えた40戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（28戦4勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

4月13日、中3週で迎えた41戦目は、S3のブリリアントカップ（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（29戦4勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、4着に入った。

6月3日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジンギを半馬身振り切って久々に勝ち星を挙げた。

9月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から9kg戻して迎えた43戦目は、S1の東京記念（大井ダート2400m 雨/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

10月11日、中4週で迎えた44戦目は、富士見オープン（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月20日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた45戦目は、S3の埼玉新聞栄冠賞（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

12月3日、中5週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた46戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、日刊ゲンダイ賞（船橋ダート2200m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた47戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

7歳（2022年）

2月9日、中6週で迎えた48戦目は、S2の金盃（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた49戦目は、日吉オープン（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた50戦目は、幸オープン（川崎ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4月28日、中2週で迎えた51戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインユニファイドに3馬身の差をつけて1番人気に応えた。

6月2日、中4週で迎えた52戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

7月7日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた53戦目は、橘オープン（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（30戦4勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に敗れた。

9月7日、中8週で迎えた54戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、S1の東京記念（大井ダート2400m 雨/良）に出走。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

10月11日、中4週で迎えた55戦目は、富士見オープン（川崎ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（31戦4勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた56戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート2100m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったコバルトウィングに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月29日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた57戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、日刊ゲンダイ賞（船橋ダート2200m 雨/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた58戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、金盃トライアル（大井ダート2600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

8歳（2023年）

2月8日、中5週で迎えた59戦目は、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた60戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、S2の金盃（大井ダート2600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったカイルをアタマ差捉え切れず2着となった。

4月6日、中5週で迎えた61戦目は、幸オープン（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（32戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた62戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

6月1日、中4週で迎えた63戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月1日、中8週で迎えた64戦目は、東京記念トライアル（大井ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた65戦目は、S1の東京記念（大井ダート2400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

12月26日、約3か月半の休み明けで迎えた66戦目は、金盃トライアル（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9歳（2024年）

1月24日、中3週で迎えた67戦目は、S2の金盃（大井ダート2600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（7戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた68戦目は、品川オープン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた69戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。