タイセイブラスト（2013年生、母キシュウウインド）

タイセイブラスト（2013年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋突風」。毛色は鹿毛。種牡馬のファスリエフ（当時16歳）と交配したキシュウウインドが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日西牧場。2021年の栗駒賞(地方重賞)に勝利した他、2021年の栗駒賞(M3)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日西牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田中成奉によって378万円で落札された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

7月18日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。馬体重は500kg。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

9月19日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

12月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、T.ベリー騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3歳（2016年）

1月16日、中3週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。端に立ち、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では出色の末脚を繰り出し、4着に入った。

2月13日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた8戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

4月10日、中3週で迎えた9戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

5月7日、中3週で迎えた10戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のメイショウミツタダに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月9日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦1勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月27日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦1勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた13戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

4歳（2017年）

1月28日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

3月12日、中5週で迎えた15戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた16戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

8月12日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

10月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

12月8日、中5週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた20戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、船橋ファイナル2017（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた21戦目は、葉牡丹特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったキョウワクロニクルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5歳（2018年）

1月3日、中1週で迎えた22戦目は、今年も馬い!八幡平マッシュルーム（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカワナを半馬身振り切って久々に美酒を浴びた。

1月18日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、白富士賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた24戦目は、海神特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のチェンジバイオを3/4馬身振り切って3勝目をマークした。

3月14日、中4週で迎えた25戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、三咲特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた26戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアンデルセン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のペラッチに2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

5月3日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の端午特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、勝ったウォースピリッツにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

5月29日、中3週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の皐月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた29戦目は、青柳特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のノースガッツに2馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

7月25日、中4週で迎えた30戦目は、文月特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のパーフェクトデイに3馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

8月9日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の千葉日報賞（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた32戦目は、ハンデ戦のフリオーソレジェンドカップ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（6戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた33戦目は、ZBAT!×夕刊フジ賞（船橋ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた34戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、道志川特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の小春日和特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（8戦3勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

6歳（2019年）

2月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた36戦目は、フェブラリー賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（9戦3勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

2月21日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦のなのはな賞（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（10戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、伸びてきたトーセンブル決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3月15日、中2週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の石崎隆之騎手引退式記念（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（11戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、伸びてきたクラトリガー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4月18日、中4週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の鳥待月特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（12戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の新緑特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（13戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のザンブローネをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

6月21日、中5週で迎えた41戦目は、ハンデ戦の青柳特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（14戦4勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデ戦のひまわり賞（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（15戦4勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月8日、中2週で迎えた43戦目は、ハンデ戦の千葉日報賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で町田直希騎手（16戦4勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったサダムリスペクトに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた44戦目は、日刊ゲンダイ賞（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で町田直希騎手（17戦4勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

7歳（2020年）

1月11日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた45戦目は、ハンデ戦の習志野特別（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で町田直希騎手（18戦4勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

2月14日、中4週で迎えた46戦目は、ハンデ戦のなのはな特別（船橋ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で町田直希騎手（19戦4勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた47戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、ピスケス賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

3月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた48戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の日刊ゲンダイDIGITAL賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

4月3日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた49戦目は、ハンデ戦の伊勢海老特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（20戦4勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5月12日、中5週で迎えた50戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のシャドウパーティーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月24日、中1週で迎えた51戦目は、地方重賞の早池峰スーパースプリント（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた52戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシャドウパーティーをクビ差振り切って9勝目を挙げた。

7月5日、中1週で迎えた53戦目は、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したプレシャスエースを差し切れず、2馬身差の2着となった。

8月1日、中3週で迎えた54戦目は、すずらん賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦2勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が冴えず3着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた55戦目は、初秋特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦2勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディグニファイドに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月27日、中3週で迎えた56戦目は、秋分特別（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（6戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のジェイケイブラックに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月26日、中3週で迎えた57戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で高松亮騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るスティンライクビーを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

11月22日、中3週で迎えた58戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で高松亮騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったラブバレットを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月6日、中1週で迎えた59戦目は、師走特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で高松亮騎手（9戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のセンティグレードに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8歳（2021年）

3月14日、約3か月半の休み明けで迎えた60戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で高松亮騎手（10戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラブバレットに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月29日、中1週で迎えた61戦目は、桃花特別（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で高松亮騎手（11戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフェンドオフに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

4月11日、中1週で迎えた62戦目は、地方重賞の赤松杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で高松亮騎手（12戦8勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた63戦目は、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で高松亮騎手（13戦8勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた64戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で高松亮騎手（14戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月4日、中5週で迎えた65戦目は、地方重賞の栗駒賞（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は16戦連続で高松亮騎手（15戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のシゲノブを3/4馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

7月18日、中1週で迎えた66戦目は、地方重賞の岩鷲賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で高松亮騎手（16戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた67戦目は、大暑特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で高松亮騎手（17戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

8月31日、中3週で迎えた68戦目は、すずらん賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で高松亮騎手（18戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のレールガンをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月28日、中3週で迎えた69戦目は、長月特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で高松亮騎手（19戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のデスティネに2馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

10月25日、中3週で迎えた70戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で高松亮騎手（20戦11勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた71戦目は、M2の絆カップ（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で高松亮騎手（21戦11勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

12月6日、中3週で迎えた72戦目は、M2のトウケイニセイ記念（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は23戦連続で高松亮騎手（22戦11勝）。10頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ヒガシウィルウィンに交わされて2馬身半差の2着となった。

デビュー前

1歳のとき、日西牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田中成奉によって378万円で落札された。

佐藤雅彦厩舎（岩手）へ入厩。

12月30日、中2週で迎えた73戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は24戦連続で高松亮騎手（23戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったトミケンキルカスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9歳（2022年）

3月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた74戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は25戦連続で高松亮騎手（24戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた75戦目は、桃花特別（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で高松亮騎手（25戦11勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた76戦目は、M3の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は27戦連続で高松亮騎手（26戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた77戦目は、皐月特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で高松亮騎手（27戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマルケイマーヴェルに2馬身半の差をつけて勝利数を19に伸ばす

5月23日、中1週で迎えた78戦目は、青葉特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で高松亮騎手（28戦12勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた79戦目は、水無月特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は30戦連続で高松亮騎手（29戦12勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた80戦目は、青葉特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は31戦連続で高松亮騎手（30戦12勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた81戦目は、文月特別（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は32戦連続で高松亮騎手（31戦12勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた82戦目は、大暑特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は33戦連続で高松亮騎手（32戦12勝）。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた83戦目は、立秋特別（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は34戦連続で高松亮騎手（33戦12勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた84戦目は、爽秋特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は35戦連続で高松亮騎手（34戦12勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた85戦目は、金木犀特別（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は36戦連続で高松亮騎手（35戦12勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のツルマルオーソをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。