マンガン（2017年生、母スマートストーム）

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、大栗芳一によって108万円で落札された。

2歳（2019年）

6月14日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず3着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のカツマルくんWi-Fi開設記念（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のシナノパワーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月19日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のゴールデンルーキー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るスティローザを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

9月23日、中8週で迎えた4戦目は、2歳戦のトーシンブリザード・メモリアル（平和賞T（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のピアノマンに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

10月30日、中4週で迎えた5戦目は、2歳S3の平和賞（全日本優オープン（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヴァケーションを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月13日、中1週で迎えた6戦目は、2歳S2のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦3勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

3歳（2020年）

1月15日、中8週で迎えた7戦目は、3歳S3のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったグリーンロードに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

2月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳S3の雲取賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（7戦3勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月15日、中9週で迎えた9戦目は、3歳S3のクラウンカップ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（8戦3勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したウタマロに半馬身届かず2着となった。

5月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳S2の東京湾カップ（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山崎誠士騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエメリミットをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

6月3日、中3週で迎えた11戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したエメリミットにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、富士見オープン（川崎ダート2100m 晴/重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は山崎誠士騎手（10戦4勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

11月12日、中3週で迎えた13戦目は、柿生オープン（川崎ダート2000m 曇/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（11戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた14戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのハートビートダービー（船橋ダート1800m 雨/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブリッグオドーンをクビ差振り切って5勝目を収める

4歳（2021年）

1月3日、中4週で迎えた15戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったタービランスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月17日、中5週で迎えた16戦目は、S2の金盃（大井ダート2600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーセンブルに9馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月8日、約7か月の休養明けで迎えた17戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、S1の東京記念（大井ダート2400m 雨/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月20日、中5週で迎えた18戦目は、S3の埼玉新聞栄冠賞（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた19戦目は、生田オープン（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月8日、中3週で迎えた20戦目は、S2の勝島王冠（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5歳（2022年）

6月2日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた21戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月7日、中4週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた22戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、橘オープン（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた23戦目は、東京記念トライアル（大井ダート2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（12戦4勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のウラノメトリアを半馬身振り切って久々に勝ち星を挙げた。

9月7日、中5週で迎えた24戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、S1の東京記念（大井ダート2400m 雨/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた25戦目は、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は山崎誠士騎手（13戦5勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた26戦目は、S3の埼玉新聞栄冠賞（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（14戦5勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したライトウォーリアを差し切れず、3馬身差の2着となった。

6歳（2023年）

1月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた27戦目は、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（15戦5勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

2月22日、中6週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた28戦目は、S2の金盃（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（16戦5勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

3月15日、中2週で迎えた29戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（17戦5勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

4月20日、中4週で迎えた30戦目は、S3のブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（18戦5勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた31戦目は、皐月盃（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（19戦5勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

8月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた32戦目は、東京記念トライアル（大井ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（20戦5勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のコバルトウィングを半馬身振り切って8勝目を奪取した。

9月6日、中4週で迎えた33戦目は、S1の東京記念（大井ダート2400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（21戦6勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月18日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた34戦目は、S3の埼玉新聞栄冠賞（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

11月9日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた35戦目は、富士見オープン（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したユアヒストリーを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中3週で迎えた36戦目は、S2の勝島王冠（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（22戦6勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた37戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

7歳（2024年）

1月24日、中3週で迎えた38戦目は、S2の金盃（大井ダート2600m 晴/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

3月6日、中5週で迎えた39戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

4月9日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた40戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、東海桜花賞（名古屋ダート2100m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。