ロバリーハート（1993年生、母ミルハート）

ロバリーハート（1993年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時6歳）と交配したミルハートが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は久保昇。戦績は、中央平地2戦0勝、地方33戦22勝2着2回。1998年の群馬記念(G3)に勝利した他、1998年の東北サラブレッド大賞典(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

横山孝四郎厩舎（新潟）へ入厩。

3歳（1996年）

11月26日、デビュー戦は森川一二三騎手を鞍上に据えて、4歳C3ハ（新潟(地)ダート1000m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は544kg。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったストームクラウドから2馬身差の2着となった。

12月2日、連闘で迎えた2戦目は、4歳C3イ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた3戦目は、4歳C3イ（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハセノハウディに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1997年）

4月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、一般C5ハ（三条ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森川一二三騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアマミカスケードに3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

5月2日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森川一二三騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクレフドールに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月31日、中3週で迎えた6戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森川一二三騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキノキャプテンに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月15日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森川一二三騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードオースタンに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で森川一二三騎手（7戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマイソンチェリーに7馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月7日、連闘で迎えた9戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で森川一二三騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルバンビーノに1馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

8月14日、中4週で迎えた10戦目は、一般B3（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で森川一二三騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイアンリーダーに3/4馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

9月15日、中4週で迎えた11戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で森川一二三騎手（10戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカパッションに2馬身半の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

9月24日、連闘で迎えた12戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、朝日岳特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイノセントライムに2馬身の差をつけて10連勝を達成した。

10月20日、中3週で迎えた13戦目は、駒ヶ岳特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドキングに4馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

11月3日、中1週で迎えた14戦目は、地方重賞の新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアロートゥスズカに3馬身の差をつけて連勝数を12に伸ばした。

12月14日、中5週で迎えた15戦目は、地方重賞の新潟記念（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1998年）

1月3日、中2週で迎えた16戦目は、地方重賞の迎春賞（新潟(地)ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキンザンアンバーに6馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

4月4日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、八海山特別（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルダンケに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月5日、中3週で迎えた18戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦5勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンサンダーをハナ差制して重賞初挑戦初制覇を成し遂げた。

6月21日、中6週で迎えた19戦目は、地方重賞の東北サラブレッド大賞典（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキクラッシュをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

8月2日、中5週で迎えた20戦目は、BSNオープン（新潟芝1800m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月15日、中5週で迎えた21戦目は、長月特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（9戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシンブラボーに4馬身の差をつけて制した。

10月10日、中3週で迎えた22戦目は、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（10戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた23戦目は、地方重賞の新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で向山牧騎手（11戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードヴァンガに3馬身の差をつけて勝利数を18に伸ばす

12月9日、中4週で迎えた24戦目は、G2の浦和記念（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で向山牧騎手（12戦9勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

6歳（1999年）

1月3日、中3週で迎えた25戦目は、地方重賞の迎春賞（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で向山牧騎手（13戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードヴァンガに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月6日、約3か月の休み明けで迎えた26戦目は、仲春特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で向山牧騎手（14戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のノンストップガイに2馬身の差をつけて制した。

4月25日、中2週で迎えた27戦目は、谷川岳ステークス（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で向山牧騎手（15戦11勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた28戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東北サラブレッド大賞典（新潟(地)ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月11日、中5週で迎えた29戦目は、地方重賞の朱鷺大賞典（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（16戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエアフライトに3馬身の差をつけて勝利数を21に伸ばす

7歳（2000年）

4月9日、約9か月の休み明けで迎えた30戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、アルプス特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエジュシーダーに3馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。

5月5日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた31戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月4日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた32戦目は、晩春特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーブブレーンから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月22日、約4か月半の休養明けで迎えた33戦目は、エフエムラジオ新潟特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた34戦目は、菅名岳特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正治騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた35戦目は、新潟活版特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正治騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。