フリオーソ（2004年生、母ファーザ）
Furioso
2004.05.01
フリオーソ（2004年5月1日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「熱狂的に（音楽用語）」。2006年にNARグランプリサラブレッド2歳最優秀馬、2007年にNARグランプリサラブレッド3歳最優秀馬及び年度代表馬、2008年にNARグランプリサラブレッド4歳以上最優秀馬及び年度代表馬、2009年にNARグランプリサラブレッド4歳以上最優秀馬、2010年にNARグランプリ4歳以上最優秀馬及び年度代表馬、2011年にNARグランプリ4歳以上最優秀牡馬及び年度代表馬、2012年にNARグランプリ4歳以上最優秀牡馬を受賞した。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時19歳）と交配したファーザが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトファーム。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方34戦11勝2着13回。2011年のフェブラリーステークス(G1)で2着に入った他、2008年、2010年と帝王賞(Jpn1)を2勝するなど、G1級競走6勝を含む重賞9勝を挙げた。
経歴
デビュー前
川島正行厩舎（船橋）へ入厩。
2歳（2006年）
7月28日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1400m 内回り 曇/良）に出走。馬体重は488kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るベルモントワグナーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月20日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のナドアルシバ競馬場カップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマニマリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。
10月25日、中4週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の平和賞（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したキンノライチョウにハナ差届かず2着に甘んじた。
12月13日、中6週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳G1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトロピカルライトを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけてG1初挑戦初制覇を果たした。
3歳（2007年）
2月4日、中7週で迎えた5戦目は、3歳G3の共同通信杯（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
3月18日、中5週で迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。
5月9日、中6週で迎えた7戦目は、3歳S1の羽田盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。
6月6日、中3週で迎えた8戦目は、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したアンパサンドを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。
7月11日、中4週で迎えた9戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアンパサンドに2馬身半の差をつけて2つ目のG1タイトルをゲットした。
10月31日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、Jpn1のJBCクラシック（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、勝ったヴァーミリアンにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。
11月24日、中2週で迎えた11戦目は、G1のジャパンカップダート（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。
12月29日、中4週で迎えた12戦目は、Jpn1の東京大賞典（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヴァーミリアンに交わされて4馬身差の2着に敗北した。
4歳（2008年）
1月30日、中4週で迎えた13戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、フィールドルージュに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
3月5日、中4週で迎えた14戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のボンネビルレコードに5馬身の差をつけて重賞3勝目をマークした。
6月25日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のボンネビルレコードに1馬身半の差をつけて3つ目のG1タイトルを掴み取った。
9月23日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ボンネビルレコードに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
11月3日、中5週で迎えた17戦目は、Jpn1のJBCクラシック（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。
12月7日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた18戦目は、G1のジャパンカップダート（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（3戦2勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。
12月29日、中2週で迎えた19戦目は、Jpn1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。
5歳（2009年）
1月28日、中3週で迎えた20戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（5戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、カネヒキリに半馬身交わされて2着に敗北した。
3月11日、中5週で迎えた21戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルアワグラスに4馬身の差をつけて連覇達成
5月5日、中7週で迎えた22戦目は、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（7戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。
6月24日、中6週で迎えた23戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（8戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヴァーミリアンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。
8月13日、中6週で迎えた24戦目は、Jpn2のブリーダーズゴールドカップ（門別ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で戸崎圭太騎手（9戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。
12月29日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、Jpn1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で戸崎圭太騎手（10戦3勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。
6歳（2010年）
1月27日、中3週で迎えた26戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、ヴァーミリアンにクビ差交わされて2着に惜敗した。
3月10日、中5週で迎えた27戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（11戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。
5月5日、中7週で迎えた28戦目は、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（12戦3勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、勝ったエスポワールシチーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。
6月30日、中7週で迎えた29戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（13戦3勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカネヒキリに2馬身半の差をつけて4つ目のG1タイトルを手中に収めた。
9月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた30戦目は、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（14戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトランセンドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて7つ目の重賞タイトルを手にした。
11月3日、中5週で迎えた31戦目は、Jpn1のJBCクラシック（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（15戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスマートファルコンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。
12月29日、中7週で迎えた32戦目は、Jpn1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（16戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスマートファルコンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。
7歳（2011年）
1月26日、中3週で迎えた33戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（17戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウタメトモに5馬身の差をつけて5つ目のG1タイトルをつかんだ。
2月20日、中3週で迎えた34戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して11番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したトランセンドを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
5月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた35戦目は、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（18戦6勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のラヴェリータを3/4馬身振り切って6つ目のG1タイトルを手中に収めた。
8歳（2012年）
1月25日、約9か月の休み明けで迎えた36戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（19戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、3着に終わった。
3月14日、中6週で迎えた37戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（20戦7勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。
5月2日、中6週で迎えた38戦目は、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（21戦7勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエスポワールシチーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
12月29日、約8か月の休み明けで迎えた39戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（22戦7勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。