ヒノデドン（1990年生、母タニノコロール）
Hinode Don
1990.03.27
ヒノデドン（1990年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のモンテプリンス（当時13歳）と交配したタニノコロールが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は安田 豊重。戦績は、中央平地22戦1勝2着1回、地方26戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1994年の青島特別(500万下)。
経歴
デビュー前
後條雄作厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（1992年）
4月14日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、3歳（帯広ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は435kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月22日、連闘で迎えた2戦目は、3歳（帯広ダート900m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリークォーターからハナ差の2着に甘んじた。
6月18日、中7週で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月14日、中1週で迎えた5戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンセットダンサーからハナ差の2着に甘んじた。
8月19日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（札幌(地)ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミモリビューティから1馬身差の2着に敗北した。
9月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月24日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウセイダイリンから5馬身差の2着に敗北した。
10月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月13日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（岩見沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は米川昇騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノベンチャーに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
11月19日、中4週で迎えた13戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の平和賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月7日、中2週で迎えた14戦目は、2歳戦の水仙特別 二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3歳（1993年）
1月3日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦の若獅子特別 一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマリヒメジョから3馬身差の2着に敗北した。
1月19日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の若竹特別 一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月18日、中3週で迎えた17戦目は、本間光雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のニューフェイス特別 一（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月10日、中2週で迎えた18戦目は、藤本昌行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若草特別 一（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月5日、中7週で迎えた19戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月30日、中3週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のボリバーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
6月14日、中1週で迎えた21戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月27日、中1週で迎えた22戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のトカチハクリュウに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
8月1日、中4週で迎えた23戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のリニアーフレックスに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
8月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月30日、中6週で迎えた25戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月2日、中4週で迎えた26戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のネームレスドリームをクビ差制して5勝目を掴み取った。
4歳（1994年）
1月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の京橋特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。
1月29日、中1週で迎えた28戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の丹波特別（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。
2月13日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上900万下の鉢伏特別（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は田原成貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。
2月27日、中1週で迎えた30戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
3月20日、中2週で迎えた31戦目は、5歳以上900万下の庄内川特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。
4月2日、中1週で迎えた32戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の播磨特別（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。
4月24日、中2週で迎えた33戦目は、5歳以上900万下の堂島特別（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。
5月1日、連闘で迎えた34戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。
5月22日、中2週で迎えた35戦目は、5歳以上900万下の三宮特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったワイドトッキュウに詰め切れず、7馬身差の2着となった。
6月4日、中1週で迎えた36戦目は、5歳以上900万下の小野特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河北通騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。
6月25日、中2週で迎えた37戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河北通騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。
7月17日、中2週で迎えた38戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の由布院特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。
7月31日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上500万下の対馬特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。
8月14日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上500万下の伊万里特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。
8月27日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上500万下の青島特別（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るデーヴィスを自慢の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。
9月18日、中2週で迎えた42戦目は、4歳以上500万下の恋路ケ浜特別（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は田原成貴騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。
10月2日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上500万下の二見ケ浦特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。
10月15日、中1週で迎えた44戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の箕面特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。
11月6日、中2週で迎えた45戦目は、4歳以上500万下の逢坂山特別（京都芝1600m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は田原成貴騎手（4戦0勝）。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。
11月27日、中2週で迎えた46戦目は、4歳以上500万下の醍醐特別（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。
12月11日、中1週で迎えた47戦目は、4歳以上500万下の長篠特別（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は河北通騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
5歳（1995年）
1月5日、中3週で迎えた48戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は田原成貴騎手（6戦0勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。