アイランドクニミオ（1994年生、母アイランドファジィ）

アイランドクニミオ（1994年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時8歳）と交配したアイランドファジィが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アイランドファーム。戦績は、地方22戦8勝2着7回。主な勝ち鞍は2000年の一般C2四イ。

経歴

デビュー前

佐々木功厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1996年）

8月29日、デビュー戦は佐々木清明騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は450kg。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木清明騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキバスパイラルから2馬身差の2着となった。

10月22日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木清明騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘンリーフォンテンからクビ差の2着に惜敗した。

12月23日、中8週で馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木清明騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1997年）

1月23日、中3週で迎えた5戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月1日、中9週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1999年）

6月16日、約27か月の休み明けで迎えた7戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C3八ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカゼノタヨリを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3十（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のシンアレデーに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

8月7日、中5週で迎えた9戦目は、一般C3十（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャドウクロスからクビ差の2着に甘んじた。

8月18日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマサキモレアを半馬身振り切って3勝目を奪取した。

8月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーシャンペンに2馬身の差をつけて4勝目を収める

9月17日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したミスアアモンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮戦したが、ナスノハヤカゼに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月19日、中5週で迎えた14戦目は、一般C2五（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（7戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルゴナウテスから2馬身差の2着に敗北した。

6歳（2000年）

8月22日、約8か月半の休養明けで迎えた16戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で桑島孝春騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、サイノレディに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月21日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で桑島孝春騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るチクサンサミットを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

10月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で桑島孝春騎手（11戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノトップガンに3馬身の差をつけて制した。

10月27日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で桑島孝春騎手（12戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のピーエムフレンドに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2三イ（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で桑島孝春騎手（13戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のリュウイチコをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

11月27日、中2週で迎えた21戦目は、露霜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で桑島孝春騎手（14戦8勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた22戦目は、習志野特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で桑島孝春騎手（15戦8勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。