エースオブスペーズ（2020年生、母ベルモントピノコ）

エースオブスペーズ（2020年3月4日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「スペードのエース。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマカツエース（当時8歳）と交配したベルモントピノコが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田猛。主な勝ち鞍は2023年の3歳B9。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

7月9日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

8月21日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた4戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

3歳（2023年）

3月26日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

デビュー前

茶木太樹厩舎（栗東）へ入厩。

7月22日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。15頭立ての9番ゲートからスタート。競走除外となった。

8月21日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゼッタイに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の咲希6歳☆妹、里咲誕生記念3歳特編（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた9戦目は、まぁさん今年もお誕生日おめでとう記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったラマジに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

10月17日、中3週で迎えた10戦目は、相羽あいな生誕記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

11月12日、中3週で迎えた11戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、下山武徳生誕記念杯（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた12戦目は、ゆきゅHBD!26は餃子とビールで乾杯（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったエイチエヌバンピーに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた13戦目は、根本さん☆感謝感謝☆「全全全贈呈記念」（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

デビュー前

加藤和義厩舎（金沢）へ入厩。

4歳（2024年）

3月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1400m 小雨/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アユに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月18日、中1週で迎えた15戦目は、春雨賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアオイアルファワンに5馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

4月30日、中3週で迎えた17戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、ふじの花特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた18戦目は、義衛61才誕生日おめでとう記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた19戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、一般C6b（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた20戦目は、いつだって眠いよ諒くん生誕杯（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた21戦目は、ぽめちゃん1周年おめでとう記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で深澤杏花騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

10月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた22戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。