トキノアサカゼ（1990年生、母ミネノアサカゼ）

トキノアサカゼ（1990年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウインドストース（当時7歳）と交配したミネノアサカゼが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）笹地牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方38戦11勝2着8回。主な勝ち鞍は1996年のりんどう賞(C)。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

7月18日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

7月24日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8月8日、中1週で馬体重を前走からさらに26kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

11月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた4戦目は、馬場万博騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた5戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったパワースパークから半馬身差の2着となった。

12月4日、連闘で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダンディタフガイをアタマ差制して初勝利を挙げた。

12月12日、連闘で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダンディタフガイに7馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

4歳（1994年）

1月1日、中2週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセイワテンザンに9馬身の差をつけて3勝目をマークした。

1月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒガシオンリーに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井浩和騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエスタンヒーローからクビ差の2着に甘んじた。

2月19日、中2週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井浩和騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤヨコヅナに7馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

3月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井浩和騎手（7戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシグナルメリットに1馬身の差をつけて6勝目を収める

3月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井浩和騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテルノラシアンに6馬身の差をつけて制した。

4月17日、中3週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉井浩和騎手（9戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテンダンに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井浩和騎手（10戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた16戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（11戦8勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグッドネスマンナから2馬身差の2着となった。

10月2日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（12戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノパンサーから7馬身差の2着に敗北した。

10月9日、連闘で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は馬場万博騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（13戦8勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったパブリックラッキーからアタマ差の2着に惜敗した。

11月19日、中2週で迎えた21戦目は、高田大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったプレジャーランナーから1馬身半差の2着となった。

12月10日、中2週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高田大輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1995年）

1月2日、中2週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（14戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（15戦8勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（16戦8勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のトカチハクリュウに1馬身の差をつけて9勝目をマークした。

2月18日、中2週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（17戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトカチハクリュウに7馬身の差をつけて10勝目を達成した。

3月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（18戦10勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井浩和騎手（19戦10勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた29戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井浩和騎手（20戦10勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノパンサーから2馬身半差の2着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた30戦目は、KAB熊本朝日放送特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井浩和騎手（21戦10勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月19日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた31戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井浩和騎手（22戦10勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた32戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉井浩和騎手（23戦10勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた33戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（1996年）

1月5日、中1週で迎えた34戦目は、FM中九州特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（24戦10勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイタイテーオーから1馬身差の2着となった。

1月20日、中1週で迎えた35戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（25戦10勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた36戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（26戦10勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のトカチハクリュウをクビ差制して勝利を手中に収めた。

2月25日、中2週で迎えた37戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（27戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月31日、中4週で迎えた38戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は馬場万博騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた39戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高田大輔騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた40戦目は、KAB熊本朝日放送特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高田大輔騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた41戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。