タガノカリュウド（2017年生、母ボルボレッタ）

Tagano Karyudo

2017.03.04

タガノカリュウド（2017年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+狩人」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時16歳）と交配したボルボレッタが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社新冠タガノファーム。戦績は、中央平地2戦1勝。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

3月8日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 小雨/重）に出走。馬体重は520kg。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクリノキングボスに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

4月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

6月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では超凡な末脚を発揮したが、5着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で福永祐一騎手（4戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったフレイムウィングスにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

12月6日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で福永祐一騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4歳（2021年）

8月28日、約9か月の休み明けで迎えた7戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

10月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松本大輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

12月21日、中8週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サラコナンに交わされて3馬身半差の2着となった。

5歳（2022年）

1月13日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハギノアグレッシブを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

2月1日、中2週で迎えた12戦目は、上郡赤松円心特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のエイシンヨッシーをクビ差振り切って優勝

3月3日、中3週で迎えた13戦目は、小野市白雲谷温泉ゆぴか特別（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

6月22日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、DASH福山駅前開設9周年記念（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた15戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったメイショウオニテに詰め切れず、1馬身差の2着に敗れた。

6歳（2023年）

1月10日、約4か月半の休養明けで迎えた18戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったメイショウオニテを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月7日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

2月28日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったセトノダイヤモンドに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月14日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（7戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉村智洋騎手（8戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉村智洋騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

10月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉村智洋騎手（10戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月27日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。