ダイワデリンジャー（2004年生、母ティアドロップス）

ダイワデリンジャー（2004年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋小型拳銃」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワテキサス（当時11歳）と交配したティアドロップスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトファーム。戦績は、中央平地11戦0勝、地方61戦7勝2着12回。主な勝ち鞍は2010年の花水木特別(一般B2二)。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月19日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

3歳（2007年）

1月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

4月8日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で武士沢友治騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

5月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で武士沢友治騎手（7戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月23日、中5週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で武士沢友治騎手（8戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

8月4日、中5週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で武士沢友治騎手（9戦0勝）。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れる脚を使えず18着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で武士沢友治騎手（10戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

11月21日、中8週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた12戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた13戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

12月25日、連闘で迎えた14戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったトーセンヴェリタスに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

4歳（2008年）

1月25日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた15戦目は、一般C2 13（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のタイフィエールをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

2月13日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2-11 12（浦和ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタケショウに5馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

5月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、あやめ特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったトートリムジンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月27日、中3週で迎えた18戦目は、利根川特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キシュウトレジャーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月16日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（5戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンジャンボリーを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

7月2日、中1週で迎えた20戦目は、荒川特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた21戦目は、パンジー特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森下博騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したマイネルラプタスにアタマ差届かず2着に惜敗した。

11月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月22日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた23戦目は、千両特別（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のゴールドクリックを3/4馬身振り切って4勝目を掴み取った。

5歳（2009年）

1月14日、中2週で迎えた24戦目は、葉牡丹特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、シゲルレスポワールに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

1月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（10戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したウィザードブラストにハナ差届かず2着に甘んじた。

2月11日、中1週で迎えた26戦目は、プリムラ特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（11戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のアプストリームを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

2月27日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（12戦5勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、勝ったダンスソーランにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3月19日、中2週で迎えた28戦目は、アクアマリン特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（13戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月30日、中5週で迎えた29戦目は、花水木特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（14戦5勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったプレシャスコーセイに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月27日、中3週で迎えた30戦目は、深緑特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で森下博騎手（15戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月2日、中4週で迎えた31戦目は、紫陽花特別（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で森下博騎手（16戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のドラゴンシーズに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月5日、中4週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の夏休み特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森下博騎手（17戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

9月11日、中4週で迎えた33戦目は、名月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で森下博騎手（18戦6勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

10月13日、中4週で迎えた34戦目は、ハンデ戦のオクトーバー特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で森下博騎手（19戦6勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

11月13日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、イーバンク銀行IN川崎賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で森下博騎手（20戦6勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月27日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた36戦目は、ハンデ戦の深秋特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で森下博騎手（21戦6勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、アンサーザベルに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月22日、中3週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の冬至特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で森下博騎手（22戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6歳（2010年）

1月7日、中1週で迎えた38戦目は、初夢特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で森下博騎手（23戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったジョーイロンデルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月26日、中2週で迎えた39戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた40戦目は、梅見月特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（24戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月26日、中5週で迎えた41戦目は、ハンデ戦のアクアマリン特別（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（25戦6勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったレオスマイルをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

4月27日、中4週で迎えた42戦目は、花水木特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（26戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るノゾミヒカルを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って雨中の混戦を制した。

5月14日、中1週で迎えた43戦目は、小田原宿特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（27戦7勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた44戦目は、ハンデ戦の緑風特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（28戦7勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた45戦目は、ハンデ戦の水無月特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（29戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したゴクウを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

7月19日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた46戦目は、ハンデ戦の海の日特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（30戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

10月28日、約3か月半の休み明けで迎えた47戦目は、爽秋特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で森下博騎手（31戦7勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

11月26日、中3週で迎えた48戦目は、ハンデ戦の初霜特別（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で森下博騎手（32戦7勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた49戦目は、ターコイズ特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

7歳（2011年）

1月11日、中3週で迎えた50戦目は、ハンデ戦の新春特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた51戦目は、ハンデ戦の梅見月特別（浦和ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた52戦目は、陽春特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4月26日、中7週で迎えた53戦目は、ハンデ戦の春紫苑特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

6月1日、中4週で迎えた54戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の雁坂特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

6月23日、中2週で迎えた55戦目は、初蝉特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた56戦目は、ハンデ戦の海の日特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は森下博騎手（33戦7勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた57戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、夕刊フジカップ（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた58戦目は、ハンデ戦の円良田湖特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（34戦7勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた59戦目は、一般B2二（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

8歳（2012年）

1月3日、中1週で迎えた60戦目は、紅梅特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

2月1日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた61戦目は、春告鳥特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた62戦目は、ハンデ戦のアメジスト特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた63戦目は、ハンデ戦の春光特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（8戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた64戦目は、坂戸市観光協会会長賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（9戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

7月1日、中9週で迎えた65戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般B2一（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた66戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、ジョッキーズチームマッチ第1戦絆（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた67戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた68戦目は、大原だるま祭りレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

8月25日、中0週で迎えた69戦目は、ガタゴンまつりレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた70戦目は、みちゃおきいちゃおIBC賞（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた71戦目は、岩洞湖まつりレース（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた72戦目は、みちのく千厩赤ちゃん相撲レース（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。