マースクヒカリ（1987年生、母ヒカリシゲン）

マースクヒカリ（1987年6月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグリーンマウンテン（当時7歳）と交配したヒカリシゲンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方43戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年のけん牛星特別(B1二 B2一)。

経歴

デビュー前

中村健二厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1989年）

12月9日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフアインドリームに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1990年）

1月14日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミサキウイナーに1馬身の差をつけて優勝

4月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳戦の山桜特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシローアイガーに1馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4月23日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の若草特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた7戦目は、ペガサス特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセンシヨウハヤテをハナ差制して4勝目を奪取した。

7月31日、中5週で迎えた8戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、トワイライトカップ（大井ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた9戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、おおぐま座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったネツプスダンサーから2馬身半差の2着となった。

9月8日、中3週で迎えた10戦目は、オメガ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月19日、中5週で迎えた11戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、大井競馬開設40周年記念（大井ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の東京王冠賞（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。14着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた13戦目は、石川綱夫騎手を鞍上に迎えて、ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。

4歳（1991年）

2月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた14戦目は、きさらぎ特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川綱夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。13着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた15戦目は、ブラッドストーン賞（大井ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川綱夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月3日、中5週で迎えた16戦目は、新緑特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川綱夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた17戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の赤倉特別（新潟芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた18戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の上総特別（中山ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の赤富士賞（東京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5歳（1992年）

1月26日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

4月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた24戦目は、港区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュエルイーグルから1馬身半差の2着となった。

5月13日、中1週で迎えた25戦目は、さつき特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた26戦目は、エキサイティングナイト賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた27戦目は、けん牛星特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で脇本一幸騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のロッシーガロをアタマ差制して久々に勝ち星を挙げた。

7月2日、中1週で迎えた28戦目は、ブルームーン賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で脇本一幸騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた29戦目は、トワイライトカップ（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で脇本一幸騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた30戦目は、シーサイドカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で脇本一幸騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた31戦目は、銀河特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で脇本一幸騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアーデルクローネから2馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中2週で迎えた32戦目は、オメガ賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で脇本一幸騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた33戦目は、ムーンライトカップ（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で脇本一幸騎手（10戦1勝）。14頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月14日、中9週で迎えた34戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で脇本一幸騎手（11戦1勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた35戦目は、グローリーカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で脇本一幸騎手（12戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

6歳（1993年）

1月18日、中2週で迎えた36戦目は、短距離特別（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は14戦連続で脇本一幸騎手（13戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月4日、中1週で迎えた37戦目は、樹氷特別（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で脇本一幸騎手（14戦1勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月21日、中5週で迎えた38戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のニツシンボーイに1馬身半の差をつけて制した。

4月7日、中1週で迎えた39戦目は、桜花特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた40戦目は、はなしょうぶ特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月30日、中7週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた41戦目は、ラベンダー特別（宇都宮ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた42戦目は、柏特別（宇都宮ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月12日、中3週で迎えた43戦目は、葉月特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた44戦目は、ほおずき特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた45戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、長月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた46戦目は、古賀志山特別（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた47戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、みのり特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた48戦目は、トハ゜ーズ特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーリーフに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7歳（1994年）

8月9日、約8か月半の休み明けで迎えた49戦目は、山ノ井良浩騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。