ハギノグラン（1997年生、母グランエレガンス）

ハギノグラン（1997年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時11歳）と交配したグランエレガンスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下明博。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2001年の日刊スポーツ新聞社賞。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

5月6日、デビュー戦は柿元嘉和騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

6月11日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

9月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のディアスピードに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月18日、中4週で迎えた6戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の笠形山特別（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のヒーローウイングに半馬身の差をつけて優勝

11月7日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマックスワンダーに3馬身半の差をつけて制した。

11月30日、中2週で迎えた8戦目は、4歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のティッカファイターに3/4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったランウエイライトからアタマ差の2着に甘んじた。

4歳（2001年）

1月3日、中2週で迎えた10戦目は、4歳A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤木高太郎騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシーズライトをクビ差制して制した。

1月17日、中1週で迎えた11戦目は、武庫川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で赤木高太郎騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月22日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦の兵庫牝馬特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で赤木高太郎騎手（6戦4勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツベンテンから3/4馬身差の2着となった。

3月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は松浦高宏騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーゴンクリスタルから半馬身差の2着に敗北した。

3月29日、中2週で迎えた14戦目は、もちの木特別（姫路ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（7戦4勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイトクヒテンからクビ差の2着に惜敗した。

4月19日、中2週で迎えた15戦目は、錦鯉の町やぶ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトサノリージェントに5馬身の差をつけて6勝目を手にした。

5月15日、中3週で迎えた16戦目は、グリーンベル青垣特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトサノリージェントからアタマ差の2着に甘んじた。

6月7日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上（園田ダート1870m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（10戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイエフビクトリーから4馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた18戦目は、日刊スポーツ新聞社賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で赤木高太郎騎手（11戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジヤマデュラブに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月17日、中3週で迎えた19戦目は、高砂特別（姫路ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で赤木高太郎騎手（12戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。